2022年も終盤に差しかかり気づけばもう11月だ。フリーマーケットサイト「ムスビー」が、2022年10月の中古スマホ・中古タブレットランキングを発表したのだが、中古スマホ総合ランキングの1位は「iPhone SE(第2世代)」との結果だった。2位は「iPhone 8」で、3位は「iPhone SE(第3世代)」だった。また、上位3位ともiPhoneの中で小さめサイズの機種が独占する結果となった。
中古スマホ総合ランキング 上位3位ともコンパクトサイズのiPhone
スマホ専門サイトの「ムスビー」が、2022年10月の中古スマホ・中古タブレットランキングを発表したのだが、まず、中古スマホ総合ランキングにおいて1位を獲得したのは、「iPhone SE(第2世代)」だった。ついで2位が「iPhone 8」で、3位は「iPhone SE(第3世代)」との結果だった。
この上位3位を独占した3機種に共通の点といえば、コンパクトサイズということになるだろう。画面サイズは3機種とも4.7インチで重さは144gか148gという軽量さ。また、iPhone SE(第2世代)はiPhone 8のリモデルなのでスペック以外の見た目は同じだ。iPhone 8の発売は2017年9月なので古い機種との印象だが、18,706円という価格の魅力的もあってか、先月より順位を上げての堂々2位となった。
中古スマホ市場 iPhoneは古いモデル、Androidスマホは新しいモデルが上位に
中古スマホ総合ランキングの第4位は「iPhone 11」だ。2019年9月発売と3年前のモデルだが、先月よりランキングアップしている。第5位は「iPhone 7」と2016年9月発売の古いモデルだが、11,954円との価格が人気の要因なのかもしれない。また、サイズを見てみると上位3機種と同じ4.7インチでコンパクトさがうけているのだろうか。
以下は羅列になるが、第6位が「iPhone X」、 第7位が「iPhone XR」、第8位が「iPhone 12」、第9位が「iPhone XS」、第10位が「iPhone 11 Pro」となった。6位以降はコンパクトサイズの機種はなかったが、上位5位と同様に古いモデルが目立つ。一番新しくてもiPhone 12の2020年10月発売で価格が76,252円という、「落としどころがこのあたり」なんて人が多かったのだろうか。2台目として購入したユーザーもいるだろうが、全体的に古いモデルでも需要があるのがiPhoneという印象だ。
中古スマホAndroidスマホのランキングでは、1位から5位のうち4つをNTTドコモが独占という結果で、2022年モデルばかりが並んでいることから、iPhoneのランキング状況に鑑みるとそのブランド力がうかがえる。
中古タブレットは上位5位をiPadが独占しており、比較的新しいモデルから2014年10月発売と8年前のモデルまで、さまざまな機種がランクインしている。スマホにしろタブレットにしろ、中古市場でも圧倒的にアップル製品の商品価値が高いことをあらためて気づかされた内容だった。
出典元:ムスビーは→こちら
参照元:iPhone SEの第3世代と第2世代、8、13 miniを比較 サイズやスペックなど特長を解説【KDDI】
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