サムスン、次の「Galaxy Z Fold5」にはSペンスロット搭載のうわさ

韓国メディアの「The Elec」が、次の「Galaxy Z Fold5」には、サムスンのスタイラスペン「Sペン」を収納できるスロットが搭載される可能性があると報じた。一見小さな変更にも見えるが、「Z Fold」シリーズが、廃盤となった「Galaxy Note」シリーズの後継となることができるのでは? という指摘の声が上がっている。

断言こそないものの、実現される見込みは高い?

(Image:galaxymobile.jp)

2022年9月29日発売された「Galaxy Z Fold4」(画像は「Galaxy」公式サイトより転載)

「The Elec」の記事では「Galaxy Z Fold5にSペンスロットが搭載される」と断言してはいない。しかし、搭載される可能性が真剣に検討されている、と述べられている。

サムスンは、折りたたみスマホの普及のために乗り越えなければならない重要な課題として、「Sペンスロットの導入」「軽量化」「折りたたみ部分のシワの解消」を挙げているようだ。

サムスンは、「Galaxy Z Fold4」にSペンスロットを搭載することも視野に入れていたが、実現はされなかった。

「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Fold3」は、どちらもSペンに対応されている機種なものの、Sペンは別売り、本体に装着させることもできない仕様だ。Sペンの収納場所を作ってしまうと本体の厚みが増してしまうため、実現は難しいかもしれないが…。この、小さいようで大きな変更を望む人は一定数いるのではないだろうか。

サムスンの折りたたみスマホの今後に期待

(Image:Framesira / Shutterstock.com)

廃盤となってしまった「Galaxy Note」

冒頭で、「Galaxy Z Fold5」が「Galaxy Note」シリーズの後継となることができるのではないか? と述べたが、廃盤となってしまった「Galaxy Note」を機能的に置き換えたモデルは、「Galaxy S22 Ultra」だろう。このハイエンドスマートフォンは、「Galaxy Note」の特徴だったSペンを内蔵、サムスンのスマホの中では最も大きい画面を有している(折りたたみ式スマホは除く)。

しかし、サムスンはZ Foldシリーズを生産性向上のためのツールと位置付けていることなどを踏まえると、「Galaxy Note」の後継は、Z Foldシリーズと言えるのではないだろうか。

「Galaxy Note」が万人向けの端末ではないようにZ Foldシリーズも、大画面や手書きメモ機能などの一般的なスマホで得られない付加機能を求める人に向けられたものだ。「Galaxy Z Fold5」にSペンスロットを搭載することによって、他のスマホでは得られない利便性や、サムスンの折りたたみスマホの存在意義が明確になるはずだ。

サムスンは、第2四半期の決算説明会において、「折りたたみスマホの売上が、Galaxy Noteシリーズを超えることを期待している」という旨の発言をしている。Sペンスロットの搭載のような、小さくとも確実な改良を加えていくことによって、今後のサムスンの折りたたみスマホが台頭していくのかもしれない。

引用元:【THELEC

※サムネイル画像は(Image:​「Galaxy」公式サイトより引用)

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