Apple Watchを腕から外すと、自動的にロックがかかる。その後利用するにはロックの解除が必要だが、Apple Watchの小さい画面では暗証番号の入力が非常にやりづらい。そんな人は、iPhoneのロックを解除すると同時にApple Watchも解除されるようにしておくと便利だ。
Apple WatchとiPhoneはロックを同時に解除できる
(Image:Shutterstock.com)
Apple Watchにはパスコードの設定が可能だ。パスコードを設定すると、手首から外したタイミングでロックがかかるようになる。再び操作できるようにするには、パスコードを入力してロックを解除する必要があるが、画面がそれほど大きくないため操作しづらいと感じることが多い。
このような場合、「iPhoneでロックを解除」という機能を使うと便利だ。これは、iPhoneのロック解除と連動してApple Watchのロックを解除されるというものだ。iPhoneはTouch IDやFace IDが利用できるので、Apple Watchでパスコードを入力するより素早くロックが解除できる。
この機能、「ロックの解除を忘れていた」というシーンでも有効な機能。Apple Watchがロック状態だとApple Payを利用できない。また、エクスプレスカードに設定されたモバイルSuicaも、ロック状態になってから5分以上経過すると利用できなくなる。Apple Watchを装着した後にiPhoneを操作するシーンは多いので、Apple Watchのロック解除を忘れていても、「Suicaが使えない!」といったトラブルを防げる可能性が高くなる。
Watchアプリを開き、「パスコード」をタップする
「パスコード」画面が表示されるので、「iPhoneでロックを解除」をオンにする
Apple Watch側で設定しているパスコードを入力する
「iPhoneでロックを解除」がオンになっていれば、iPhoneのロック解除に連動してApple Watchのロックも解除される
Apple Watchの小さな画面では、パスコードの入力がしんどいという人も多いはず。この機能を設定しておけば、煩わしい操作から解放される。また、ロック解除を忘れがちな人にもぜひ設定しておきたい機能だ。