新機能を搭載したスマートフォンが毎年、登場している現代。より便利さを求めるために、機種変更をしたくなるのは普通のことなのかもしれない。気になるのは機種変更後の“中古スマホ”をどうするのかである。普段使いしなくなるため、売りに出す人や廃棄する人が多いのではないかと思えるが、どうやらそうでもないらしい。家に大事に取っておく人の割合が多いというのである。一体、取っておくことのメリットはどこにあるのだろうか。
古いスマートフォンの使用目的で一番多いのは「自宅でWi-Fi環境でのみ使用」！
意外にも、前使っていたスマートフォンを所持したままの人が多い（株式会社レビュー「ahamo」調べ）
株式会社レビューが運営する情報メディア「ahamo」が20代以上の男女を対象に行った「古いスマホを下取りに出さずに取っておく場合の使用目的」のアンケートをみると、古いスマートフォンの利用目的が明らかとなった。
アンケートの中で一番多かった回答が「自宅でWi-Fi環境でのみ利用」というものであった。たしかに機種変更をしても、インターネット検索やアプリの使用はこれまでと変わらずに使用できるだろう。利用目的をわければ、より毎日を便利に過ごすことも可能といえるかもしれない。
なお、回答者の理由には「副業との使いわけとして利用したいから」や、「ゲームやYouTubeを見るなど、サブとして利用しています。携帯のデータ容量も軽くなるので便利です。」と、やはり目的をわけて利用している人が多くみられた。とくにゲームや動画発信サービスのアプリにはかなりの容量を使うため、賢い使い方をしていると言えるだろう。
また、「ペットの見守りアプリがあり、古いスマホをWi-Fiにつなげて、遠隔で今のスマホから映像を見ている」などの使い方をしている人もいた。使い方次第では、本来購入が必要であったものの代わりにもなり得るといえる。スマートフォンのスペックの高さを考えると、売りに出すのは少しもったいないのかもしれない。
2位は「写真・データが残っている」、3位は「車でナビ・音楽再生用として利用」という結果に
売るほうがむしろもったいないのかもしれない
2番目に多かったのは「写真・データが残っている」であった。理由としては、「過去の写真やメールが残っていて、データ移動させるより使っていた携帯に残しておきたい」や、「子どもの成長を感じられる写真や動画をのこしておきたいため」という意見が寄せられた。これは、回答者の多くが、スマートフォンをアルバム代わりに利用していると言えるだろう。パソコンに移動させれば保存の問題は解消されるが、すぐに見られないというデメリットを考えると、充電すればすぐに写真を見られるスマートフォンのほうが便利なのではないだろうか。
また、「下取りに出す際に、写真などの個人情報がでたら嫌なのでやめています」と、やはりセキュリティ面から家に古いスマートフォンを残している人もいるようだ。
3番目は「車でナビ・音楽再生用として利用」という理由であった。スマートフォンに搭載されているナビ機能はかなり精工であり、時には車のカーナビよりも頼りになるといえる。ポケットWi-Fiなどを用いれば、ナビ替わりとして十分に効果を発揮することができるといえるだろう。音楽も、Wi-Fi環境下であらかじめダウンロードしておけば、かなり安心だ。
そのほか4番目には「目覚ましとして利用」、5番目には「コレクションとして所有」、「子ども専用の動画視聴用」など、人それぞれ前のスマートフォンを有効活用していることが明らかとなった。使い続けるのもエコの一環といえるのではないだろうか。これからは使い道がないか、一度、捨てる前に考えるよう心がけていきたい。
出典元：ahamoに乗り換え隊は→こちら
