スマホは現代社会でなくてはならないツールの1つだが、子どものスマホ所持率はどれくらいなのだろうか。30歳~49歳の子どもがいる男女300人に、2023年1月にアンケートを行ったところ、43%の人々がスマホを持たせていないと回答している。また、子どものスマホ・携帯電話の月額使用料で一番多い回答は、「1,000~3,000円程度」で25%との結果だった。
30~40代の子持ち男女に聞いてみたところ、子どもにスマホを持たせていないとの回答が43%
現代社会でなくてはならないツールとして、まず名前があがるのがスマホではないかと思うが、子どものスマホ所持率は一体、どれくらいなのだろうか。塾・学習塾の口コミや料金の比較サイト、「塾マップ」が2023年1月に「子どものスマホ料金に関するアンケート」を30歳~49歳の子どもがいる男女300人に行ったところ、43%の人々がスマホを持たせていないと回答している。
子どもがSNSから犯罪に巻き込まれるといったケースを耳にすることは珍しくないが、このアンケートの結果だと4割の親御さんが持たせていないことがわかる。筆者の周りでは塾や習い事に行く際の連絡手段としてや、働く両親とすぐ連絡がとれるようにといった理由から、スマホや携帯電話を持ちはじめることが多いように思う。
子ども一人当たりの月額料金 一番多いのは1,000~3,000円程度で25%
では、スマホを所持している子ども一人当たりのスマホ・携帯電話の月額料金はいくらが一番多いのか。1位は「1,000~3,000円程度」が25%で最多だった。主に家族や友達との連絡に使用し、基本料金程度の金額といったところだろうか。
2位が「3,000~6,000円程度」で13%となっており、親と同じキャリアのプランで契約しているようなパターンなどが考えられる。3位は、2位とほとんど変わらず12%の割合で「1,000円以下」。これは、キッズケータイはおよそ月額500円ほどの料金プランが多いので、そういったプランの利用が考えられる。なお、「6,000~10,000円程度」との回答が6%、「10,000円以下」が1%であった。
子ども一人当たりのスマホの月額料金が6,000円以上かかると回答した割合を年代別で見ると、40代が10%、30代が4%という結果で、その差が2.5倍になっている。親の年齢が上がると子どもの年齢も上がることが多いだろうから、子どもの年齢が上がるにつれて月額料金も高くなるということなのだろう。ご家庭によっては、お子さんが一番月額料金が高いなんてこともあるのかもしれない。
また、子どもにスマホを持たせていないと回答した割合を男女別で見てみると、女性が54%、男性が32%と差があり、女性の方がスマホを持たせることにより慎重なのかもしれない。
出典元:【塾マップ】
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