ドコモが2023年2月現在提供中のプランは「ギガホプレミア」「ギガライト」「5Gギガホプレミア」「5Gギガライト」、オンラインプランの「ahamo」とエコノミーMVNOの「OCN モバイル ONE」と「TONEモバイル」。このうち前者4つは「ギガプラン」と呼ばれています。
今回は4つのギガプランの特徴を詳しく解説します。
ギガホプレミア | 4G対応料金プラン 最大60GB利用できる、大容量・二段階料金制の定額プラン |
ギガライト | 4G対応料金プラン 使ったデータ量で料金がかわる小容量・従量制プラン |
5Gギガホプレミア | 5G対応料金プラン データ無制限で使える、大容量・二段階料金制の定額プラン |
5Gギガライト | 5G対応料金プラン 使ったデータ量で料金がかわる小容量・従量制プラン |
ちなみに近年人気の「ahamo」はギガプランではありません。しかし、ギガプランとの比較対象になり得る人気プランでもあります。記事の後半ではギガライト2とahamoの違いや、「どちらを選んだ方がお得か」についても解説します。
ギガライト2 | データ通信量で料金が決まる従量制プラン(上限通信量設定も可)
ギガライトは使ったデータ量に応じて4つのステップに分かれた段階性の定額料金プラン。 最大で7GBまで高速通信ができます。このプランは、2019年10月1日に提供が開始され、My docomoや請求書などでは「ギガライト2」と表記されます。
より詳細なギガライトの料金表は以下の通りです。
ギガライト | ||
月額料金料 | 定期契約なし | ・~1GB:3,465円 ・~3GB:4,565円 ・~5GB:5,665円 ・~7GB:6,765円 |
定期契約(2年) あり |
・~1GB:3,278円 ・~3GB:4,378円 ・~5GB:5,478円 ・~7GB:6,578円 |
|
国内通話料 | 通話30秒あたり22円 | |
SMS送信料 | 1回あたり3.3円~(受信 無料) ※国際SMS:1回あたり50円~(受信 無料) |
※すべて税込価格
5Gギガライト | 5G対応機種向けの「5Gギガライト」プラン
ギガライト2には、5G対応機種向けの「5Gギガライト」というプランもあります。5G対応機種にはたとえば以下の端末があります。
5Gギガライト | ||
月額料金 | 定期契約なし | ・~1GB:3,465円 ・~3GB:4,565円 ・~5GB:5,665円 ・~7GB:6,765円 |
国内通話料 | 通話30秒あたり22円 | |
SMS送信料 | 1回あたり3.3円~(受信 無料) ※国際SMS:1回あたり50円~(受信 無料) |
※すべて税込価格
なお5Gエリアは拡大していますが、2023年2月現在、人口が密集する都市部でしか利用できません。 過疎地域や都市部から少し離れたエリアだと、5G対応端末であっても結局4Gしか利用できない場合もあるので要注意です。
ギガホプレミア | 60GBまで利用可能な定額プラン
ギガライトの契約を検討している場合、まず比較対象となるのが同じギガプランである「ギガホプレミア」です。
結論から言うと「動画視聴やゲームのためにストレスなく使いたい」「テザリングを利用してタブレットやPCにもネットを繋ぎたい」という方には、ギガライトよりもギガホプレミアがおすすめです。
ギガホプレミア | ||
月額料金 | 定期契約なし | ・~3GB :5,555円 ・~60GB:7,205円 |
定期契約(2年)あり | ・~3GB :5,368円 ・~60GB:7,018円 |
|
国内通話料 | 通常 | 30秒あたり22円 |
ファミリー割引適用時 | 家族間通話無料 | |
適用できる割引 | みんなドコモ割 (2回線/3回線以上) |
-550円/-1,100円 |
ドコモ光セット割 | -1,100円 | |
dカードお支払割 | -187円 | |
テザリング | 60GBまで |
※すべて税込価格
5Gギガホプレミア | データ無制限の5G向け定額プラン
5Gギガホプレミアは「家族間国内通話無料」「データ通信」「インターネット接続サービス(ISP)」がセットで使える二段階料金制の定額料金プラン。
ギガホプレミアとの違いは、5Gギガホプレミアはデータ容量を無制限で使えることと、5G回線を利用できる点です。
5Gギガホプレミア | ||
月額料金 | 定期契約なし | ・~3GB:5,665円 ・~60GB:7,315円 |
国内通話料 | 通常 | 30秒あたり22円 |
ファミリー割引適用時 | 家族間通話無料 | |
適用できる割引 | みんなドコモ割 (2回線/3回線以上) |
-550円/-1,100円 |
ドコモ光セット割 | -1,100円 | |
dカードお支払割 | -187円 | |
テザリング | 無制限 |
※すべて税込価格
「ギガライト2」「ギガホプレミア」はどちらのプランがよりお得?おすすめ?
ギガライトが7GBまでなのに対し、ギガホ プレミアは60GBまで利用OK。少ない容量で足りないのなら、ギガホプレミアを選ぶべきです。 また、通信制限後の速度もギガライトが128kbpsに対して、ギガホ プレミアは1Mbps。 1Mbpsあれば動画も再生できるため、実質的に無制限と言えます。
容量別に両者の料金を比較すると、以下のようになります。
ギガホプレミア | ギガライト | |
~1GB | ― | 3,465円 |
~3GB | 5,555円 | 4,565円 |
~5GB | ― | 5,665円 |
~7GB | ― | 6,765円 |
~60GB | 7,205円 | ― |
基本的に7GBまでしか使わないならギガライト。それ以上使用することがあるならギガホプレミアの方がおすすめです。
「ギガライト」「ギガホ」と「ahamo」はどちらを選ぶべき?
・ギガライトよりはギガホプレミアを使いたいが、高めの料金がネック
・ギガライトだと7GBまでしか使えないのに価格が高い
という場合、ドコモの新料金プランである「ahamo」が気になる方も多いでしょう。
結論から言うと「スマホで使うデータ容量」と「家族がドコモに加入しているか」で、ギガプランまたはahamo、どちらを選ぶべきかは変わってきます。
まとめ
今回はドコモのギガプランについて解説しました。ぜひMy docomoから自身の毎月のデータ使用量をチェックして、上記で紹介したチャートと合わせてお得なプランを見つけてみてください。
※サムネイル画像(Image:wichayada suwanachun / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています