スマートウォッチのトップシェアを誇る「Apple Watch」。アップルストア以外にも大手キャリアや家電量販店でも購入可能で、価格には結構な差がある。2023年2月22日、楽天モバイルは一部のモデルを値下げし、SNS上では「ついに投げ売り!?」という声も。今回は、楽天モバイルのApple Watch値下げについて詳しく見てみよう。
検討の価値ありの大幅値下げ!最大で約10,000円引き
iPhoneユーザーなら、一度はApple Watchの購入を考えたことがある人は多いのではないだろうか。しかし、エントリーモデルの「Apple Watch SE」も4万円台と、決して安い価格ではない。楽天モバイルの今回の値下げは「Apple Watch Series 7」は最大で約10,000円の値下げと、購入を検討する価値はじゅうぶんだ。
対象機種は、Apple Watch Series 7および「Apple Watch SE(第1世代)」と各Nikeモデル。いずれもGPS + Cellularモデルのみの取り扱いとなっている。
新価格は以下の通り。
対象モデル | 旧価格 | 新価格 |
Apple Watch Series 7(41mm) | 70,400円 | 60,401円 |
Apple Watch Series 7(45mm) | 74,200円 | 64,200円 |
Apple Watch SE(第1世代/40mm) | 46,000円 | 41,000円 |
Apple Watch SE(第1世代/44mm) | 49,800円 | 44,800円 |
(各Nikeモデルも同価格)
キャリア直営のショップで楽天モバイルが一番安い
Apple WatchのGPS + Cellularモデルは、家電量販店やECサイトの方が価格の安い場合もあり、今回の値下げで「業界最安値」とはならない。しかし、ドコモ、au、ソフトバンクでも販売されており、4大キャリア直営のショップでは楽天モバイルが一番安い(2023年2月23日時点)。さらに楽天モバイルでは4大キャリアで唯一、下取りも行っているのも特長だ。また、交通事故などに遭った際に最大10万円が補償される「ワークアウト保険」を2年間無料で利用できるなど、楽天モバイルで購入した場合のみの特典もあり、これらも含めて検討材料にしてもよいだろう。
今回の値下げはApple Watch Series 7とApple Watch SE(第1世代)のみで、「Apple Watch Series 8」「Apple Watch SE(第2世代)」は対象外。しかしSNS上では「7で機能的にはじゅうぶんだし、アリ」という声もある。また、Apple Watch SEも第1世代と第2世代の大きな違いは、衝突検知機能の有無と内蔵チップの処理速度だけなので、どうしても衝突検知機能が欲しいという人以外は、第1世代でもそれほど不便はなさそうだ。
かなり強気ともいえる今回の値下げは、モバイル部門で大きな赤字を背負った楽天グループ起死回生の戦略のスタートラインだろうか。いずれにせよ、Apple Watch購入のチャンスを狙っていた人は一度検討してもよいだろう。
引用元:楽天モバイル公式サイト Apple Watch一覧は→こちら