いまや、誰もが手にしているといえるスマートフォン。日常で使う場面が多いため、できるだけスペックが高く利用しやすい機種をチョイスしたいと考える人が多いだろう。しかし、性能が高くなるほど、値段も上がっていくことは否めない。そのような利用者の悩みを解決する方法の一つが、中古スマートフォンだといえる。今回は中古スマートフォン販売数ランキングから、どの機種が人気なのかを探っていこう。
ランキングはiPhoneシリーズが独占状態！ 中でも第二世代が人気を集める
Androidも性能が高いものの、スマートフォンといえばやはりiPhoneを選んでしまう（「株式会社ニューズドテック」調べ）
スマートフォンやタブレットなどの再流通やデバイス再生事業などを手掛ける「株式会社ニューズドテック」は、自社が運営する中古スマートフォンのインターネット通販サイト「みんなのすまほ」による、2023年2月の中古スマートフォン販売結果を集計した。対象となる端末はSIMフリーのものに限定している。さっそく集計結果を見ていこう。
ランキングからまず明らかとなったのは、トップ10すべてをiPhoneシリーズが独占しているということだ。2016年発売モデルから2022年モデルまで、幅広い種類がランクイン。新品購入だと端末代が高いiPhoneを、中古でリーズナブルに抑えて購入しようとしている人が多いと考えられるだろう。見事、1位に輝いたのは「iPhone8 64GB」。9カ月連続で1位を獲得する結果となった。2位は「iPhone7 32GB」。こちらも2016年発売とかなり前の発売機種にもかかわらず、人気を獲得しているといわれている。3位は「iPhoneSE 第二世代 64GB」がランクイン。
4位は「iPhone8 256GB」、5位は「iPhoneSE 第二世代 128GB」という結果になった。ランキングで注目したいのは、第二世代が人気であるという点。iPhone第3世代の値段や販売数が少ないことを受け、リーズナブルかつ機能も申し分ないといえる第二世代を購入する人が多いといえるだろう。また、iPhoneSEの最新モデルが販売するといううわさが長らくファンの間でささやかれており、発売までの代用として購入していく人も一定数いることも考えられるだろう。
中古の「Android」端末は「AQUOS」が人気！「Galaxy」も注目を集める
ダイナミックな画面サイズや、充電の持ちの良さなど高スペックなAndroidが多い（「株式会社ニューズドテック」調べ）
iPhoneシリーズが独占する結果となった購入者数ランキング。しかし読者の中には、「Android」ユーザーだという人も多いだろう。ここからは、中古Android端末に絞って集計された販売数ランキングをみていく。
1位を獲得したのは「ドコモ SH-01L AQUOS sense2」。2位が「au SHV43 AQUOS sense2」とAQUOSシリーズが人気を集める結果となった。AQUOSシリーズは4位の「ソフトバンク 702SH AQUOS sense basic」や、6位「SIMフリー AQUOS sense3 SH-M12」にもランクインしており、中には先月はランキング圏外であったにもかかわらず、2月からいきなり人気を集めているものもあった。３位は「ドコモ SC-56B Galaxy A22 5G」。比較的コンパクトなサイズ感のため持ち運びがしやすく、防水防塵やおサイフケータイなどのあると嬉しい機能が付いている所が魅力だ。こちらも前月までは圏外であったが、2月に急に3位を獲得している。Galaxyシリーズは5位と7位にもランクインしており、こちらも人気シリーズといえるだろう。また、2021年発売のモデルになるため、最新に近い機能を利用することができると考えることもできる。iPhoneシリーズももちろん魅力的ではあるが、Androidも魅力が豊富だ。
記事を参考に、自分にとってどのスマートフォンが一番よいか、よく考えて選ぶことをオススメする。
出典元:【ニューズドテック/PR TIMES】
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