iPhoneのマイクモードが、ついに電話回線にも対応する。マイクモードとは、マイクが拾う音の範囲を変更する機能のことで、これまではFacetimeや通話が可能なアプリ(LINE通話、Zoomなど)にのみ対応していたが、iOS16.4からは一般的な電話機能にも対応することがわかった。周囲の音を遮断し、音声がクリアに聞こえるマイクモード。その使い方をあらためて確認していこう。
マイクモードで「声を分離」することで音声がよりクリアに
21年9月に正式リリースされたiOS 15から追加された「マイクモード」。Appleの公式サイトによると、「機械学習により周囲の騒音を認識して遮断し、あなたの声を聞き取りやすくします」とされている。マイクモードは「標準」「声を分離」「ワイドスペクトル」の3種類を搭載。「声を分離」は自分の声を優先的に拾うため、駅のホームやドライヤーをかけている最中など、大きなノイズがあってもクリアな通話が可能になる。逆に、周囲の音をすべて拾うのが「ワイドスペクタクル」で、場合によって使いわけられる。
使用条件は、iOS 15以降のOSを使用していること、iPhoneXR以降の機種であること、そして、お互いがApple製品を使っていることだ。マイクモードは、通話中に画面の右上に表示されているコントロールセンサーをタップし、マイクモードを選択することで設定できる。
この機能は、22年2月にとあるツイッターユーザーの投稿で約50万のいいねを集めて大バズり。「一向にドライヤーの音がしない」というツイートに対し、「今日一タメになるツイート」「試してみよう」という反応が多く寄せられていた。
「声を分離」モードなら、人混みやカフェでも自分の声がクリアに
Appleは22日、iOS 16.4およびiPadOS 16.4の開発者向けリリースキャンディデートのリリースノートを公開。その中で、これまでアプリを通した通話でしか使用できなかったマイクモードが、iOS 16.4からはセルラー通信(一般的な通話)でも使えるようになったことがわかった。大きな不具合が確認されなければ、近日中に正式にリリースされる見込みだ。
マイクモードがセルラー通信でも使えるようになることがSNSで話題になると、「これはいいね」「ついに対応するのか」「これはめっちゃ助かる」と好意的な声が。サラリーマンにとっては、FaceTimeやLINEなどのアプリ通話よりも一般の通話機能を多く使うもの。しかも、混雑している外出先から相手に大事な電話をかけなくてはいけない…なんてこともしばしばだ。これまで電話をするためにわざわざ静かな場所を探していた人にとっても、これは朗報かもしれない。
引用元:【Apple】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)