iPhoneのカメラでスタバのドリンクをおしゃれに撮る方法 – コツは「ポートレートモード」

人気のコーヒーチェーン“スタバ”こと「スターバックス」。スタバのドリンクはおしゃれなので、つい写真を撮りたくなりますよね……。でも、iPhoneのカメラでそのまま撮ってもイマイチ映えないと感じている人も多いことでしょう。というわけで今回は、スタバのドリンクをおしゃれに撮る方法を紹介します。ちょっとした工夫で、 これまでとは見違えるようなおしゃれな写真を撮ることができますよ!

おしゃれな写真を簡単に撮りたいならポートレートモードで!

おしゃれカフェチェーンとして人気の「スターバックス(以下スタバ)」。スタバのドリンクはデコレーションがカワイイので、ついiPhoneで写真を撮ってしまう人も多いでしょう。

でも、素人がiPhoneでそのまま撮っても、インスタグラマーのような映え写真にはならず、イマイチな感じの写真になっていませんか? たとえば、実際に筆者が以前に撮った写真がこちらです。

iPhoneのカメラはきれいに撮れると評判ですが、何も考えず通常の撮影モードで撮ってしまうと、全体的に暗くてパッとしない感じになります(筆者撮影)

いかがですか? ご覧のようにiPhoneでただドリンクを撮っただけでは、いかにも素人っぽいイマイチな写真になっていますよね。

そこで今回オススメしたいのが、iPhoneのカメラの 「ポートレートモード」です。

実は、このポートレートモードは、高価な一眼レフカメラのように背景をボカすことができるので、被写体をより引き立てて撮影することができるんです! 

このポートレートモード、以前は人物でないと機能しなかったのですが、最近のデュアルカメラを搭載する機種なら、人物以外のものでもポートレートモードが使えるようになっています。

というわけで、さっそくポートレートモードを使うと、どのような効果があるのかを、通常のモードと比較してみましょう。

左側が通常モードで撮影した写真、右側がポートレートモードで撮影した写真です。ポートレートモードなら背景がしっかりボケているのが確認できますよね(筆者撮影)

どうですか? 普通に撮影した写真とポートレートで撮影した写真を比べると、ポートレートモードの方が背景がボケで、被写体がクッキリと浮き上がった感じになりました。

このようにiPhoneで写真を撮るときは、ポートレートモードを使うだけで、誰でもいつもより少しおしゃれな感じに写真を撮ることができるのです。

どうすればポートレートモードを使えるの?

ポートレートモードを使えば、誰でも簡単に映える写真が撮れることがお分かりいただけたと思いますが、実際、どのようにすればポートレートモードを利用できるのでしょうか?

ポートレートモードの使い方は簡単です。まず、iPhoneのカメラアプリを起動して、画面下のカメラモードのなかから「ポートレートモード」を選択しましょう。

次に、ポートレートモードでドリンクを写します。このとき、iPhoneが近すぎると「離れてください」と指示が出ますので、被写体を少し離します。

すると、カメラが被写体を認識して画面中央に黄色い枠が表示されます。これはピントを合わせる枠なので、スタバのドリンクのロゴあたりをタップしましょう。

ピントが合ったら画面下の撮影ボタンを押せば撮影完了です。

ちなみに、今回は屋外で撮影したので「自然光」のまま撮りましたが、「スタジオ照明」「輪郭強調照明」「ステージ照明」といったライティング機能を使うことで、いつもと違う雰囲気で撮影することも可能となっています。

ポートレートモードを使って撮影する手順

(1)まず、カメラの撮影モードを「ポートレート」に設定し、(2)ドリンクが近い場合はiPhoneから離します(左写真)。(3)画面中央のピントをタップしてスタバのロゴに合わせたら、(4)シャッターボタンを押せばOKです(右写真)

通常は「自然光」でOKですが、ライティング機能を使いたい場合は「スタジオ照明」「輪郭強調照明」「ステージ照明」「ステージ照明(モノ)」「ハイキー照明(モノ)」などで、エフェクト処理をするのも面白いでしょう

おしゃれな写真を極めるなら背景にもこだわろう

iPhoneでポートレートモードを使い、スタバのドリンクをいつもよりおしゃれに撮る方法を紹介しましたが、背景をボカすことでより被写体をクローズアップできるポートレートモードだからこそ、背景にもこだわりたいものです。

たとえばドリンクの色やロゴに合わせた背景を選んだり、派手な色のポスターや照明などをバックにしてみましょう。

何も考えずにテーブルの上で撮るよりも、少し背景を工夫することで、よりドリンクが際立ち、おしゃれ感を演出することができるのです。

(Image:Prachana Thong-on / Shutterstock.com)

ポートレートモードで撮影しても、ただテーブル上のど真ん中にドリンクをどーんと置いただけでは、イマイチな感じの写真になってしまいます

(Image:Prachana Thong-on / Shutterstock.com)

まず、背景をドリンクの赤に合わせた場所に変更してみます。次に、手持ちで左寄りに置くことで、上の写真より少しおしゃれな感じになりました

桜などの自然を背景にすれば華やかな写真に!

スタバのドリンクを撮影するときは、どうしても薄暗いスタバ店内のテーブルで撮りがちですが、どうせならドリンクを持って外に出てみましょう。

やはり外のほうが明るい写真になりますし、お花をバックして撮れば、グッと華やかな映え写真が撮れますよ。

遠くに行かなくても、スタバのテラス席を利用して自然をバックに撮ったり、テイクアウトして近くの公園などで撮ってみるのがオススメです。

たとえば、今回筆者が撮ったように桜の花と一緒に撮るときは、ドリンクを桜に近づけて撮ることで、どちらにもピントが合うので、より写真に華やかさがプラスされます!

桜とドリンクを一緒に撮影してみました。ピントはスタバのロゴに合わせましたが、桜のすぐ近くまでドリンクを持っていったので桜にもピントが合って、季節感のある素敵な写真になりました(筆者撮影)

旅行先なら有名な建物を背景にして思い出の一枚を!

スタバは日本だけでなく世界中にありますので、旅先で、地域限定ボトルなどをコレクションしている人も多いでしょう。

そのようなスタバだからこそ、旅先で購入したドリンクは有名な観光スポットやランドマークを背景に撮影するのがオススメです。

これなら旅先の雰囲気が出て思い出の写真になりますし、SNSに投稿するのにもピッタリですよね!

また、スタバは独特の外観を持つ店舗も多いので、ぜひ旅先で珍しい店舗を見つけたら、それを背景にドリンクを撮ってみてください。

建物と一緒に撮るときは、少し離れた場所から全体像が入るように撮ると雰囲気が感じられる写真になるでしょう(筆者撮影)

まとめ

いかがでしたか? iPhoneのカメラはポートレートモードで簡単に背景をボカすことができます。そのため、誰でもスタバのドリンクを一眼レフで撮影したかのような、おしゃれな写真にすることができるのです。

もちろん、撮影場所や背景などにこだわれば、これまでの写真とは見違えるようなフォトジェニックなスタバフォトを撮ることができるでしょう。

※サムネイル画像(Image:Prachana Thong-on / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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