中国・Xiaomi(シャオミ・小米科技)社が現地時間18日に、新ハイエンドスマートフォン「Xiaomi 13 Ultra」を発表。中国で21日に発売し、その後数カ月のうちに他国でも展開される予定だという。価格は5999元(約11万7000円)から。このモデルの最大の特徴は、ドイツの老舗カメラメーカー「Leica Camera」と共同開発した4眼構成のアウトカメラ。その驚きのスペックを紹介していく。
中国発の新ハイエンドスマホ・Xiaomi 13 Ultra、日本でも発売するか
Capture all your iconic moments with #Xiaomi13Ultra and experience #AShotAbove all! pic.twitter.com/vJnQt7Xp89
— Xiaomi (@Xiaomi) April 18, 2023
誰もが知る世界的カメラメーカー・ライカと共同開発されたXiaomi 13 Ultra。1型のセンサーと可変絞りを備えた、有効画素数は5000万画素のメインカメラが最大の特徴で、F値は1.9/4.0に切り替えることができる。さらに、望遠カメラ(F値1.8、焦点距離75mm)、超望遠カメラ(F値3.0、焦点距離120mm)、超広角カメラ(F値1.8、焦点距離12mm)も搭載。画面内に配置されるインカメラはF値が2.0、有効画素数が3200万画素を誇る。
スマホのクオリティを超える撮影体験を可能にした4眼を守るカバーレンズは円形に設計されており、スタイリッシュな魅力を放つ。メインカメラでは14bit RAWファイルに対応し、8Kビデオも撮影することができるというのだから驚きだ。
シャオミは「中国のアップル」 スマート家電でも有名
カラーバリエーションはグリーン、ホワイト、ブラックの3種類。価格は12GB/256GBが5999元(約11万7000円)、16GB/512GBが6499元(約12万7000円)、16GB/1TBが7299元(約14万2500円)となっている。
Xiaomi(シャオミ・小米科技)社とは、2010年に創業した中国のスマホ・家電ブランドで、「中国のアップル」とも言われるほど海外では名を広めている。創業当初は、スマホを動かすOSを開発していたが、翌2011年に中国で最初のスマートフォンを発売。コスパのよさから中国国内で高い人気を誇る。ほかにもスマート家電などを多く発売。日本では2019年にスマホ市場に進出したが、爆発的な人気を獲得するまでにはいたっていないのが現状だ。今回の超ハイエンドモデルの登場で、日本のユーザーからの支持を得ることができるか。
引用元:【Xiaomi】
※サムネイル画像(Image:「シャオミ」プレスリリースより引用)