さまざまなメーカーから発売しているスマートウォッチ。その中でも、iPhoneとの連携でとてつもない威力を発揮するのがApple Watchシリーズだ。健康管理から電車の乗り降り、支払いまでを1つのデバイスで完結させることができる手軽さが支持されている。アンケートでApple Watchを使用している人の中で最も多い世代が判明。支持されている理由も紹介する。
ここ数年でユーザーが増えているApple Watchシリーズ
MMD研究所は、予備調査では18歳~79歳の男女27,611人を対象に2023年1月27日~1月30日の期間で「2023年Apple Watchの利用実態に関する調査」を実施。すると、Apple Watchを所有していると回答した人は9.7%で、全体の約10%だった。性年代別の所有状況は、20代男性が最も多く、次が10代男性、30代男性と続いた。
Apple Watchを利用している2,639人に、メインで利用しているApple Watchのシリーズを聞くと、「Apple Watch SE」が最も多く、13.7%だった。
また、予備調査から抽出した485人を対象にさらなる調査を実施。Apple Watchシリーズを利用している期間については「1年~2年未満」と回答した人が18.8%と最も多く、「半年~1年未満」も18.1%と、最近使いはじめたという声が半数を占めた。逆に、4年以上使っているという人は7.2%だった。
Apple Watchを使用している人の9割が満足
iPhoneと連携し、さまざまな機能を提供するApple Watch。ユーザーは多彩な機能の中でも「運動の記録ができる」「通知を見ることができる」ことを気に入っているようで、満足している項目にこの2つを挙げる声が多かった。ほかにも「心拍数や睡眠などの記録が手軽にできること」という回答もあり、気軽に健康管理ができる点が広く支持されているようだ。実際に、調査に協力した485人のうち89.3%の人が今後の利用意向を示しており、ユーザーの満足度が高いことがうかがえる。
Apple Watchは2014年に発表され、2015年に発売を開始したスマートウォッチ。機能面だけではなく、バンドを着せ替えできることなどで個性を表現することも可能で、若い世代を中心に人気を集めている。
出典元:【MMD研究所】
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