2023年3月27日にリリースされた「iOS16.4」でひっそりと追加されたのが新たな「絵文字」です。さっそくLINEやメールなどで使ってみた人も多いことでしょう。でも、AndroidスマホやiOS 16.4にアップデートしていないiPhoneに送ると、いったいどのように表示されるのか少し気になりますよね。そこ今回は。実際に新絵文字をLINEで送って検証してみました。その結果やいかに!?
iOS16.4で追加されたiPhoneの新しい「絵文字」とは?
おじさん構文やおばさん構文でお馴染みの絵文字。ミドル世代のLINEやTwitterで頻繁に見かけますが、2023年3月27日にリリースされた「iOS 16.4」では21個もの新しい絵文字が追加されています。
また、その2週間後にリリースされたiOS 16.4.1では「押している手」の絵文字ではスキントーン(肌色)のパターンを変更できるようになりました。
というわけで、まずは「iOS 16.4」で追加された新しい絵文字をチェックしてみましょう。
●Emojipedia「First Look: New Emojis in iOS 16.4」は→こちら
なお、iOS 16.4.1の新機能について詳しく知りたい人は、こちらの記事でご確認ください。
また、5月2日にはiPhoneの最新OS「iOS 16.4.1(a)」がリリースされていますので、まだアップデートしていない人は、今すぐ適用させておきましょう。もちろん、新しい絵文字も使えるようになりますよ。
新絵文字をAndroidスマホに送ると、意外とそのまま再現される!
iOS 16.4のアップデートで追加された新しい絵文字は、文字コード規格「Unicode(ユニコード)」のバージョン15.0に対応しています。
そこで、さっそく「iOS 16.4」に追加された絵文字をAndroidスマホにLINEで送ってみました。今回使用したAndroidスマホは「OPPO Reno5 A」で、OSのバージョンはAndroid OS 12です。
その結果、Androidスマホに送ったiPhoneの新しい絵文字は、カラーリングや絵そのものの形がわずかに異なるだけで大差なく、文字化けも起きていませんでした。これなら、LINEやメールで送っても大丈夫ですね!
iPhoneからAndroidスマホに新絵文字を送ってみた
新絵文字をiOS 16.2のiPhoneに送ると大変なことに!
次に、iOS 16.2までしかアップデートしていないiPhoneに、新絵文字をLINEで送ってみました。
筆者はなんとなく“同じiPhoneだから大丈夫だろう”と安易に考えていましたが、結果は、ほんとどの絵文字が文字化けで「?」だらけになってしまったのです。
iOS 16.4で追加された新絵文字は文字コード規格「Unicode(ユニコード)」のバージョン15.0に対応していない場合、同じiPhoneであってもこのような悲惨なことになってしまうのは驚きでした。
iOS16.2のiPhoneに新絵文字を送ってみた
まとめ
いかがでしょうか? ひと昔前までiPhoneに搭載されている絵文字をAndroidスマホに送ると、正しく表示されないことが多かったのですが、まさかiOSのバージョンがわずかに古いiPhoneのほうが文字化けを起こすのは、少々意外でした。
この結果を見る限り、iOS 16.4で追加された絵文字を使うのは、もうしばらく待ったほうがいいかもしれませんね。