GWが明けて、5月~夏頃に発売されるAndroid機種についての情報が多く公開された。Androidは機種が豊富でそれぞれ個性を持っているが、ユーザーはそれらのスマホについて、どのように情報を収集し、どういった基準で選んでいるのだろうか。
最新スマホについて知るきっかけは「SNSで流れてきた」情報が過半数
合同会社リュミエールデスポワールは、スマホの最新トレンドについて調査を実施した。GW明けに発表された新機種のなかで、購入を検討しているものを聞くと「Xperia 10 V」が28%で第1位に。ソニーの立体音響技術「360 Reality Audio」に対応しており、臨場感あふれる高音質実現しているのが特徴だ。
ついで、23%の支持を集めたのが「Pixel 7a」。価格帯はミドルクラスだが、カメラ性能などはハイエンドモデルにも劣らないスペックを誇り、コスパのよさに期待している人が多いようだ。そのほか「Xperia 1 V」(16%)、「AQUOS R8」(14%)などが挙げられた。
これらの新機種発表の情報はどのように得ているのだろうか。調査では53%が「SNSで流れてきた」と回答。新型のモデルに関する情報や広告はSNSで瞬時に広がることが多く、主体的に調べなくともある程度の情報は流れてくるのだろう。「検索でネット記事を自分で調べた」人は25%。当初より特定の機種に関心のある人は、その機種の最新情報を調べているため、企業側はこのターゲット層を逃さないようにSEO対策などが重要になる。
スマホで一番求めることは「コスパ」、ついで「バッテリー」
最後に、消費者がスマホに一番何を求めているかを紹介。最も多く挙げられたのは「コスパのよいスペック」で、昨今の物価高騰の影響からか、できるだけ価格を抑えながらも、性能も悪くない機種を追求する傾向にある。価格に見合った性能だと判断できなければ、購入にはつながりくいようだ。
バッテリーの稼働時間を重視する声が第2位に。連絡や調べものはもちろん、買い物や娯楽、仕事などをスマホで完結している人も少なくなく、それゆえに、バッテリーが切れると何もできなくなってしまう。充電が長持ちするかどうかはもはや死活問題となっているため、スペックや価格よりもバッテリーを優先したいのかもしれない。
そのほか「カメラ性能」や「きれいなディスプレイ」なども一定数の声が挙がっているが、一方で「世間的に人気かどうか」「高性能なスピーカー」はそれほどスマホ選びに影響がないことがわかった。とくに、若年層はSNSや動画サイトなどを多用するため、高画質を追求するものの、音質についてはそれほどこだわりがあるわけでないようだ。
最新モデルのスマホは過去の機種よりもスペックが向上し、大抵の場合は使い勝手もよくなっているだろう。ただし、自分が求めている要素と異なるスマホを使うと「損をした」と感じてしまうかもしれない。スマホは安くない買い物なので、購入する場合はネットやSNSによる情報収集を欠かさないようにしたい。
出典元:【Happy iPhone】
※サムネイル画像は(Image:「UQ mobile」公式サイトより引用)