アメリカのアップル関連のニュースを発信するサイト、MacRumorsによるとiOS 17では、ヌードなどの刺激的な画像を自動的にブロックする新機能を追加するとしている。これは、望んでいない画像を目にする事態を減らせるというもので、AirDropや電話アプリの連絡先のプレビュー、サードパーティ製のアプリなどで送信された画像で有効になるようだ。
iOS 17に新機能が追加 ヌードなどのエッチな画像を自動的にブロック!
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iOS 17に新たな機能が追加されるようだ。アメリカのアップル関連のニュースを発信するサイト、MacRumorsによるとiOS 17では、ヌードなどのエッチな画像を自動的にブロックする新機能が加わるとしている。これは望んでいない画像を目にする事態を減らせるというもの。AirDropや電話アプリのプレビュー、メッセージやサードパーティ製のアプリなどで送信された画像に有効になる。
こちらの合意なしに表示される広告を、ブロックできるようになったことは大歓迎だ。今までそのような機能がなかったことが驚きだが、これはiOS初の機能なのだろうか。また、ヌードはすべてブロックされるけれど、マスク上の「表示」ボタンをタップすると内容を表示できるそうだ。
子どもを不適切なコンテンツから守るのは社会の大人の役目
アップルは、子ども向けに導入した通信安全オプションの拡張とも言っているが、インターネットが生活の一部となっている昨今の子どもを守るには、遅すぎる対応な気もする。子どもが不適切なコンテンツと接することを防ぐというのは、社会の大人の役割だと思うが、日本のよく指摘される点として、コンビニに置いてある成人向け漫画や雑誌の存在があげられる。コンビニで書籍が置いてある場所は大抵、トイレに行く通り道にあるもので、子どもがそこを通ることを避けるのが難しいことがある。
また、具合の悪いことに、ちょうど子どもの目線と同じ高さに本棚があって、そういった事情を改善してほしいといった、ママさんたちの怒りの声がのせられた記事を目にしたことがある。筆者の子どもが幼いころ、コンビニの本棚の前でそういった雑誌に目をやっていたことがあり、本当に子どもの視界ど真ん中に入ることを目の当たりにして、書籍コーナーを通る際は気にするようになった。
東京五輪や大阪万博で多くの外国人観光客が来ることを見越して、成人雑誌の取り扱いは2018年のミニストップの取り扱い終了を皮切りに、他のコンビニも追随している。だが、老若男女が利用するコンビニからそういった本がまったくなくなったわけではない。先進国の中では、そういった標準が壊滅的に低いレベルにあると評される日本、さまざまなシーンで不適切なコンテンツがブロックされるのが、当たり前の社会になってくれることを願う。
引用元:【MacRumors】
※サムネイル画像(Image:Poetra.RH / Shutterstock.com)