節約しようと思っていても、ついつい使ってしまうスマホの通信量。そのようなスマホのギガ事情について、スマホ利用者700人へのアンケートで明らかになった。最も多く契約されているギガ数や、平均使用量などが判明。ギガ数別の月額料金やその満足度からは、契約しているギガ数と料金のバランスをとる難しさも浮き彫りになった。
スマホのギガ数についてのアンケート調査の結果を発表
WACARU NETが2023年4月30日から5月2日にかけて、クラウドソーシングサービスに在籍する男女700人に対して「スマホのギガ数」についてアンケートを実施。スマホで契約しているギガ数を調査すると、3GBと回答した人が19%と最も多く、次に無制限と11~20GBが約13%でほぼ同率だった。1GBと回答している人も約12%おり、両極化しているとも言えそうだ。
また、実際に使用しているギガ数とその平均についても調査。すると、1GBと回答した人が最も多く、なんと全体の4分の1にものぼっている。5GBまでで70%を占めていて、6GBを超えるギガ数を使っている人は比較的少ないことも判明した。スマホで実際に使用しているギガ数の平均は9.2GBという結果になった。
契約しているギガ数と、そのギガ数に満足しているかどうかの調査
さらに、スマホにおけるギガ数別の月額料金(通話料+データ通信料+オプション料。端末代金などは除く)も調査。すると、ギガ数別の月額料金は1GBで1,000円未満が最も多いという結果に。使用した分だけ請求される場合には1,000円台が最も多く、少ないギガ数で事足りる層が多く利用していることが明らかとなりました。無制限の場合には3,000円台が多く、50〜100GBに比べ安く抑えられている人が多いことがわかる。
現在利用しているギガ数で満足しているかという質問に対しては、10GBまでは20~30%前後の人が満足していないものの、それ以上になると90%以上の人が満足していることがわかった。
満足していないと答えた人の中には「ギガが足りていない」という声が約80%にのぼるなど圧倒的多数で、契約するギガ数と料金のバランスをとる難しさが露呈した格好になった。
出典元:【WACARU NET】
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