7月12日に初披露されるNothing社の新型スマートフォン「Nothing Phone(2)」。断続的に正式情報が発表され、ウソか真か、さまざまなうわさが世界中を駆け巡ってきた話題機種が、いよいよベールを脱ぐ。前機種でユーザーの視線を釘づけしたデバイスデザインや多彩な機能の進化に注目が集まるなか、スマホユーズに不可欠なアクセサリーの情報がTwitterに投稿された。その投稿主は同社最高経営責任者(CEO)のカール・ペイ氏。これはNothing Phone(2)に同梱されるアクセサリーで“確定”で間違いないだろうか。
「Nothing Phone (2)」のUSB-Cケーブル(?)はスケルトン仕様
— Carl Pei (@getpeid) June 19, 2023
6月19日にカールCEOがTwitterに投稿した一枚の写真。充電やデータ転送時にスマートフォンに接続する「USB-Cケーブル」らしきものだ。スケルトン仕様の洗練されたデザインはNothing Phoneイズムを感じさせ、スケルトン箇所に刻印された“Nothing”の文字というおまけつき。さらに、写真投稿以前にカールCEOが「Man our new USB Type-C cable is *nice*(新しい USB Type-C ケーブルは*素晴らしい*)」とツイートしていることから、Nothing Phone(2)に同梱されるUSB-Cケーブルだと予想される。
前機種のNothing Phone(1)以降、スマートフォン本体以外のアクセサリーが注目を集めるのは稀である。ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear(1)・(stick)・(2)」は機種それぞれの個性あるデザイン性が特徴で、発表前からティザーが公開されるものもあった。そこまでの盛大な予告情報ではないものの、カールCEO自らTwitter上で存在をアピールするということは、相当の自信作であることがうかがえる。
スケルトンと対極的な漆黒コンセプト……Nothing Phone(2)の全貌公開が待たれる
アクセサリーさえも、新機種の詳細を推測する材料となっているNothing Phone(2)。前機種からの進化ポイントとしては、バッテリーが4700mAhと80%増強されることが明らかになっているが、ブランドの“顔”といえるデバイスデザインに関しては、ベールに包まれている。
7月12日のお披露目を告知するページに掲載されているメインビジュアル画像には、暗闇のなかにNothing Phone(1)の代名詞となったスマホ背面のLEDエフェクトが浮かび上がり、タコの足らしきモチーフが添えられている。タコといえば、色素胞と呼ばれる器官を駆使した“擬態能力”が思い浮かぶ。
あくまで筆者の推測だが、Nothing Phone(2)のLEDはタコ顔負けのカラーグラデーションを実現し、より彩り豊かな発光パターンを備えているのではないか。前衛的なデザインで世間の注目の的となったシリーズだけに、ユーザーの想像を超える“尖りきった”スマートフォンになることを期待したい。
引用元:【Carl Pei(@getpeid)】
参照元:【NOTHING TECHNOLOGY】
※サムネイル画像は(Image:「Carl Pei(@getpeid)」Twitterより引用)