2023年秋に正式にリリースされるとみられる、Appleの最新OS「iOS 17」。アメリカのIT機器メディア「MacRumors」によると、現在公開されているiOS 17のベータ版から、写真・カメラ機能にまつわる新機能がいくつか見つかったという。iPhoneを、日常を記録するカメラ代わりに利用しているという人にとっては、見逃せない新情報が満載だ。
iOS 17でアップデートされる? 写真の新機能
MacRumorsは、Apple製品にまつわるニュースやリーク情報をメインで掲載しているアメリカのWEBサイト。2023年6月21日に掲載された記事では、2023年秋に正式にリリースが予定されているiOS 17で追加される機能を紹介している。記事によると、iOS 16から、被写体の認識機能が大幅に向上。操作画面も改善されるという。
新機能の1つが「ペットの認識」だ。これまでも動物を認識する機能はあったが、iOS 17からは、カメラロールに保存されている写真の枚数などから、ユーザーのペットかどうかを認識することが可能に。ペットの画像には名前をつけることもできる。
画像の切り抜き、文字認識がさらに進化
MacRumorsは、ほかにも「編集」をタップすることなくトリミングが可能になるワンタップトリミングや、写真からメッセージで使用するアニメーションステッカーを作成できる機能、食べ物の画像からレシピを検索できる機能などを搭載していると紹介している。
iOS 16では、被写体を長くタップすることで簡単に切り抜くことができる機能や、文字を認識する機能が搭載されて利便性が大きく向上したが、iOS 17ではさらに進化。長くタップすることで切り取られた被写体について、「コピー」だけではなく、「画像検索」もできるように。さらに、車のダッシュボード内の操作パネルや警告灯のマークについても認識し、そのマークの意味を調べることができるという。
現在、iOS 17は開発者向けのベータ版を公開中で、7月にパブリックデータ、秋には正式版がリリースされる予定となっている。
引用元:【MacRumors】
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