2023年秋に発売予定のiPhone 15とiPhone 15 Pro。世界待望のiPhoneシリーズ最新作の登場は、刻一刻と迫り、LightningケーブルからUSB-Cポートへの移行、iPhone 15 Proは筐体に軽量かつ耐久性に優れたチタニウム合金を採用するなど、さまざまな情報が報じられている。熱狂的なファンをもつカリスマブランドのため、それらのマニアックな進化に心躍るユーザーがいる一方、iPhoneユーザーには知名度やデザイン性、直感的な操作性に魅力を感じるライト層には多くいる。今回、世界各地で報じられている新情報は、マニアもライトユーザーも喜ぶこと間違いなしだ。iPhone 15とiPhone 15 Proは、バッテリー容量が大幅に向上するといううわさが出たのだ。
20%近いボリュームアップ? iPhone 15シリーズにバッテリー容量強化のうわさが
iPhoneといえば、鮮明なディスプレイグラフィックや本体のデザイン性に目がいきがちだ。ただ、Apple社ではiPhoneの快適さを支える、バッテリー性能の進化に取り組んできたことは広く知られている。CMでもバッテリーが長持ちすることによる幸福なスマホライフを打ち出し、現状最新機種のiPhone 14シリーズに関しては「iPhone史上最高の電池持ち」と謳うほど、バッテリーの価値を熟知している。そのようなiPhoneのレコード記録をiPhone 15シリーズが更新するといううわさは、全iPhoneユーザーにとって朗報にほかならない。
Apple社情報専門のニュースサイト・9to5Macなどの海外メディアが報じたのは、iPhone 15とiPhone 15 Proは、iPhone 14シリーズと比較して10%~18%に相当するバッテリー容量の増加だ。iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxについては、内部プロセッサとして新たなチップを採用するといわれ、進化した新機種のパフォーマンスや効率性を実現する観点からも、バッテリー面の強化は機能面と並行して必須事項なのかもしれない。バッテリーを含めた内部機構の進化はそれぞれが相互に関係し合い、結果として“過去最高の電池持ち”という産物を、ユーザーにもたらすことを期待したいところだ。
“バッテリー最強”iPhone 15シリーズであれば買い換えたいユーザーも増加?
6月末に発表された調査結果では、iPhone 15シリーズを購入したい・検討したいという層は20%強というデータも発表されている。ただ、今回のうわさが誠になれば「バッテリー容量が大きいのであれば話は別」と、心変わりを起こすユーザーも現れそうだ。ステイホームから一転、外出意向が高まる社会では出先での充電機会の確保は必須。そこにバッテリー最強のスマホが新発売されるとなれば、買い替えを前向きに検討したいユーザーは、筆者だけではないだろう。
断片的な情報が集まり、徐々に全貌が見えつつあるiPhone 15シリーズ。デザイン全容や価格など気になるポイントはまだまだ残るが、バッテリーに関するうわさが好意的にとらえられているのは間違いない。
※サムネイル画像(Image:Hadrian / Shutterstock.com)