英Nothing Technologyは2023年7月11日(現地時間)、オンラインイベントにて同社の第二世代モデル「Phone (2)」を発表。日本での発売は同年7月25日で、7月21日(金)0時より公式サイトで予約可能だ。待ちに待った、というべきか。発表前からさまざまは憶測が飛び交い、ファンを楽しませてきたスマホがついにベールを脱いだ。
フラッグシップモデルとして、じゅうぶんなスペックと手に届く価格帯が嬉しい
Nothing Phone (2)は、ホワイトとダークグレーの2色展開。価格は、メモリーとストレージの組み合わせが8GB/128GBは79,800円(税込、以下同)、12GB/256GBは99,800円、12GB/512GB109,800円の3種類だ。ただし、8GB/128GBのモデルはダークグレーのみとなっている。
チップはSnapdragon® 8+ Gen 1 Mobile Platformを搭載し、性能は「Phone (1)」に比べて80%向上しているのこと。バッテリーは4700mAhでPhone (1)の4500mAhからは微増だが、電力消費を抑える工夫を進化させることにより、使用可能時間を長くすることに成功している。
他社のフラッグシップモデルに対抗できるスペックのスマホが10万円台までで手に入れられるとあり、SNSでも「予想よりかなり安い」「これは買い」とのコメントが多く寄せられている。
Phone (2)のテーマは「洗練」と遊びゴコロ
Nothingの製品の一番の特徴は、なんといっても独創性の高いデザインだろう。Phone (1)が発表された際、デザインの美しさとオリジナリティが大きな話題になったのは記憶に新しい。Phone (2)は、基本的にはPhone (1)を踏襲した外観ながらも、より洗練された仕上がりとなっている。
背面のライトはより細かく分割され、Phone (1)よりもバリエーションに富んだライティングのパターンに。また、ライティングのパターンが増えたことで、通知などをより細かく確認できるようになった。ディスプレイを点灯させる機会を減らすことで、バッテリーの節約にもなるのはユーザーのとっては嬉しい進化だ。また、側面もエッジにはやや丸みを持たせるなど、人間工学に基づき、手になじみやすいようになっている。手の小さい日本人にはありがたい。
Nothing Phone (2)の発売はもう間もなく。まだまだ新進気鋭の小さな企業が持つ独創性は、業界に革新をもたらしてくれることを期待したい。
出典元:【NOTHING TECHNOLOGY LIMITED/PR TIMES】
引用元:【Nothing】
※サムネイル画像は(Image:「Nothing」プレスリリースより引用)