サムスンの「Galaxy S24 Ultra」がスタックバッテリー技術によって、その容量を10%アップするのでは、と有名リーカーRGcloudS氏がツイートしている。また、65Wの急速充電が可能になるともしている。ただし、コスト面などから搭載されるのは「Galaxy S24 Ultra」のみとなるのでは、とも予想している。
サムスンの「Galaxy S24 Ultra」 スタックバッテリーで10%の容量アップ!
サムスンは以前より、バッテリーの改良に取り組んでいると報告されていたが、スタックバッテリー技術によってバッテリー容量を10%アップするのでは、とうわさされている。有名リーカーのRGcloudS氏がこの件をツイートしており、「長い間、25wと45wで立ち往生したので、65wの充電速度が真実になることを願っています」といった期待のツイートも見受けられる。
スマホにおいて、今後、大きく変わっていくのはバッテリーに関することではないかと思う。電気自動車に関しても、充電池の容量をどれだけ多く、かつ充電池自体を小型化できるかが1つの大きなカギになっているように、スマホも充電容量が大きくなればなるほど、その価値は大幅に上がってくるだろう。だから、今回の10%アップには期待が膨らむ。
あったらうれしい新仕様「65Wの急速充電」が可能になる?
また、RGcloudS氏は一連のツイートで「サムスンはソウルにある天安工場で生産を開始する予定だが、このスタックバッテリーを製造するのに必要な製造設備が整っていない」と述べている。例年通りであれば、来年2月ごろに発表、4月ごろに発売との予想がされているが、工場の設備が整っていないというのは気になるところだ。
iPhone 14 シリーズの充電速度は最大27Wほどで、現行のGalaxy S23 Ultraの最高充電速度は45Wで、65Wとなると相当スピーディに充電できるのだろうと発売が待ち遠しい。だが、残念ながらこのスタックバッテリーは、コスト面などの問題から「Galaxy S24 Ultra」のみに搭載されるのではと言われている。最先端の技術は、まずは、高価格モデルにしか使われないというのは世の常なので、一般的なスマホにも使われるようになるのは、もう少し待たなければならないようだ。
さらに、このバッテリーはiPhone 15シリーズに搭載されるものの、「Galaxy S24 Ultra」に使われるのはこれとは異なるタイプで、加熱を抑えるための冷却ジェルが利用されるとも言われている。
筆者が使用しているスマホは、地図アプリなどを使うとすぐに充電がなくなってしまい、長時間外出する際には、常に充電パーセンテージとにらめっこしているような状態なので、容量が多いバッテリーは非常に羨ましい。個人的には太陽光で充電できるようになってほしいのだが、そのようなスマホが出てくるには、まだまだ時間がかかるのだろうか。
引用元:【「RGcloudS(@RGcloudS)」Twitter】
引用元:【wccftech】
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