「Xperia 5 V」ポップ路線のPR動画が話題 – カメラは3眼から2眼にランクダウン、なぜ?

Xperiaシリーズの次期機種「Xperia 5 V」の公式動画が7月24日に公開された。総合電機メーカーの雄・ソニーが長年にわたり手掛けるスマートフォンブランドの最新機種とあり、その全容が気になるところだ。1分弱の動画からうかがい知れたのは、トレンドとファッションへの感度の高いイノベーター層を意識したポップな世界観と、特長のひとつといえるカメラ機能の改変だろう。

シックにもポップにも楽しめる「Xperia 5 V」は今年発売予定

Xperia 5 V

公式動画から最新機種の特徴をくみ取りたい(画像は「Hadlee Simons(@HadleeSimons)」youtubeより引用)

Xperiaシリーズといえば、映像機器や音響機器のノウハウをもつソニーだからこそ実現できる、総合力の高さが特徴である。現在の最新フラッグシップモデル「Xperia 1 V」を例にすると、フルステージステレオスピーカーによる立体感のあるクリアな音質、高精細な映像を実現する4K有機ディスプレイ、ハイボリュームのゲームでも業界最高クラスのパフォーマンスを実現する機能性など、あらゆるスマホシーンでユーザーの満足を引き出す。

そのXperiaシリーズの次期機種となれば、否応にも期待感は高まる。今回公開された動画「Xperia 5 V video by redditor JB2unique」では、現在発売中の「Xperia 5 Ⅳ」の後継機種にあたる「Xperia 5 V」が紹介されている。

動画では、カラフルなエフェクトが飛び交う空間のなかで、若者がカメラ撮影や音楽視聴などを楽しんでいる。「Xperia 5 Ⅳ」は若年層をターゲットにしていると思われるパステルカラーを効かせた、飾らない世界観を打ち出していたが「Xperia 5 V」はポップさとともに洗練された印象も与える。Xperia 5シリーズはハイエンドモデルと位置づけられるだけに、ライト層もヘビー層も意識した仕様となっているのではないか。

カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルーという使用できるラインナップで、イヤフォンジャックの存在も確認できる。性別・嗜好を問わず多様な使い方ができる、ハイエンドモデルにふさわしい仕様だと感じる。

3眼からデュアルカメラに変更? なくなったのは望遠カメラか……

Xperia 5 Vのカメラ機能

カメラ機能もXperiaシリーズの目玉のひとつだがその真意は……(画像は「Hadlee Simons(@HadleeSimons)」youtubeより引用)

「Xperia 5 V」の公式動画でもうひとつ気になるのが、カメラがデュアルタイプに改変されている点だ。「Xperia 5 Ⅳ」は3眼タイプで、ソニーの一眼カメラ技術にもとづくことで人物・動物撮影から動画撮影、風景撮影まで高精細の撮影を可能にした。3つのレンズは超広角、広角、望遠などバリエーションに富んだ撮影の要であり、次期機種でも踏襲されるだけでなくバージョンアップすることも想定されていた。しかし、まさかのデュアルタイプへの変更である。今回、省かれたのは望遠カメラの可能性があり、ユーザーの撮影ニーズや価格高騰を受けて省略されてしまったのだろうか。

ただ、最新機種でスケールダウンすることは考えにくい。デュアルタイプに込められた機能が明らかになっていないだけに、現時点で悲観的になるのは時期尚早だ。年内発売であれば、詳細情報の発表は遠くないはず。どのような機能になるのか期待を抱きつつ待ちたい。

引用元:【「Hadlee Simons(@HadleeSimons)」youtube
引用元:【Xperia 5 IV | Xperia

※サムネイル画像は(Image:​「Hadlee Simons(@HadleeSimons)」youtubeより引用)

オトナライフ編集部
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