「Xperia シリーズ」を手がけているSonyが、折りたたみスマホを発売するのではないかという噂が世界で飛び交っている。有名リーカー・RGcloudS氏がX(旧:Twitter)で「フリップ(Samsung)の競合製品があるらしい」と投稿。その特徴から、競合製品がXperiaではないかと推測されているのだ。
Xperiaが折りたたみスマホ市場に参戦?
有名なリーカーのRGcloudS氏が7月13日、X(旧:Twitter)に「ディスプレイサイズが7インチで、画面比率が21:9、4Kの解像度を持つフリップの競合製品があるらしい」と投稿した。フリップとはSamsungによる折りたたみ型のスマートフォン「Galaxy Z Flip」を指しているとみられ、新たな折りたたみスマホの登場を示唆しているとされる。
また、投稿の中で21:9と明かされた画面比率はこれまでソニーがXperiaシリーズで多く採用してきた比率であることから、「フリップの競合製品」はXperiaシリーズではないかと推測する人も多く、これらのことから「ソニーがXperiaシリーズの折りたたみスマホを開発しているのでは」という議論が活発になっている。
ソニーは2011年に折りたたみタブレット「Sony Tablet Pシリーズ」を発売したこともあるが、当時はスマートフォン自体が黎明期。爆発的ヒットには至らなかったという経緯もある。
折りたたみスマホ市場は未開拓
一方、RGcloudS氏は「折りたたみスマホはすでにいくつもの選択肢があり、(Xperiaが)ディスプレイに特化しただけでは売れないかもしれない」と指摘。しかし、同時に「フリップ製品の市場は始まったばかりだ」とこれからの市場規模拡大について希望的観測を抱いているようだ。これを受けてか、スマートフォンやアクセサリに関するノルウェーのWebサイト「ESAT」のディスカッションフォーラム(掲示板)では、Xperiaシリーズにまつわる噂が多く飛び交うように。
掲示板のユーザーからは「折りたたみスマホの市場は通常のスマホ市場に比べてまだ飽和していないので、折りたたみスマホの開発が最適」と言った声や「どれだけ高価になるか予想ができない」「SamsungとAppleが市場の多く占めている今、中国ブランドが加勢してくるとソニーが生き残るのは難しい。他のブランドがやっていないことをやるべき」という意見などが書き込まれていた。
引用元:【「RGcloudS(@RGcloudS)」Twitter】
引用元:【Esato】
※サムネイル画像(Image:Chikena / Shutterstock.com)