夏のボーナスが入り財布が膨らむこの時期は、思い切ってスマートフォンの買い替えを図るユーザーが増える時期でもある。値上げや物価高騰で家計を引き締める一方、毎分、使うといっても過言ではないスマホだけに、最新機能を搭載した機種で楽しみたいところだ。そこで今回は、iPhoneと比較して、お手頃感のあるAndroidスマホに限定したユーザー調査結果を紹介したい。スマホユーザーは今、どの機種に注目しているのだろうか。
「Google Pixel 7 Pro」を筆頭に、Google Pixelシリーズ3機種が上位を独占!
Androidスマートフォンに限定したユーザー調査結果とは、7月31日にIoTコンサルティングが発表したものだ。その内容は2023年7月末に調査されたものであり、最新のユーザー心理を映しだしている。
431人の回答の末に「今一番気になっている(Android)スマートフォン」のトップに立ったのは、「Google Pixel 7 Pro」だった。
2022年10月に発売された当機種は最上位モデルに位置するProシリーズであり、バッテリーやセキュリティ、カメラなどさまざまな面でハイパフォーマンス。生活に関するツール・情報をスマホに集約する時代だからこそ、スペック重視のユーザーにとって、Proシリーズは他にはない満足度を与えてくれるのかもしれない。そうしたユーザーの実感値と期待値がトップに押し上げたのだろう。
2位は、Google Pixelシリーズの最新機種「Google Pixel 7a」だ。前モデルの「Google Pixel 6a」は発売当初に大きな話題を呼んだことから、最新機種にも注目が集まったかたちだ。シリーズ内ではスタンダードラインに位置づけられるが、特筆すべきはコア性能だ。搭載されているCPU「Google Tensor G2」は「Google Pixel 7 Pro」にも採用されており、その性能は折り紙付き。快適なスマホライフを支える確かなテクノロジーも注目度の源泉になっている。
そして3位も、Google Pixelシリーズから「Google Pixel 7」がランクイン。1位の「Google Pixel 7 Pro」の廉価版にして機能性十分の機種と評判のようだ。TOP3がGoogle Pixelシリーズが独占する状況をみると、群雄割拠のスマホ業界にあって“鉄板のブランド”として君臨していることがわかる。
「Google Pixel 7 Pro」はハイスペック+10万円台で鬼に金棒?
GalaxyシリーズやXperiaシリーズなど、人気Androidスマホを差し置いて最注目スマホに選ばれた「Google Pixel 7 Pro」。Pro仕様のハイスペックな機能もさることながら、手が届きやすい価格設定も支持の理由のようだ。一般的なスマホシリーズではフラッグシップモデルは頭一つ抜きん出た価格になる。
しかし、同機種はGoogle独自開発のCPU「Google Tensor G2」、広角レンズ・ウルトラワイドレンズ・望遠レンズの3つのレンズ、マクロフォーカス機能などを詰め込みながら10万円台の価格帯を実現している。ハイスペックなのに低価格、という方程式から導き出される“コスパ最強感”が揺るがない限り、最上位機種をはじめとしたGoogle Pixelシリーズの支持は揺るがなそうだ。
出典元:【iPhone大陸】
出典元:【株式会社IoTコンサルティング/PR TIMES】
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