様々な機種を定価より安い価格でゲットできる中古スマホ。新品に近い状態の商品も多数販売されているため、少しでも費用を抑えたい人には魅力的ですよね。では、最近の中古スマホ市場ではどの機種が人気を博しているのでしょうか?「2023年7月の中古スマホ・中古タブレットランキング」を紹介していきましょう。
総合ランキング1位は「iPhone SE(第2世代)」!
2023年8月1日、株式会社ウェイブダッシュは自社が運営するフリーマーケットサイト「ムスビー」における「2023年7月の中古スマホ・中古タブレットランキング」を発表しました。
まず「中古スマホの総合ランキング」を見てみると、1位~10位まではすべて“iPhoneシリーズ”という結果に。1位には、2020年4月に発売された「iPhone SE(第2世代)(SIMフリー国内版)」(平均価格:22,443円)が挙がっており、2位には2018年10月発売の「iPhone XR (SIMフリー国内版)」(平均価格:23,448円)、3位には2019年9月発売の「iPhone11 (SIMフリー 国内版)」(33,526円)がランクインしています。
現在のiPhoneモデルでは、「iPhone 14」シリーズや「iPhone SE(第3世代)」が販売されているものの、3年以上前に発売された古いモデルが中古スマホ市場では人気が高いようです。このことから、購入者は“最新のスペック”よりも“価格の安さ”を求めていることがわかります。
実際にトップ3のiPhoneモデルは2万円台~3万円台で購入可能。もともとの価格が高く、値下がりすることがない“iPhone”をより安く手に入れられるため、同サイトではiPhone機種や安価なモデルが支持を集めているのではないでしょうか。
ちなみにトップ10入りした機種はいずれも「SIMフリー」製品。通信キャリアが限定されない“SIMカード”が好まれているのは、大手キャリアよりも月額料金を安く抑えられる「MVNO」の普及が関係しているのかもしれません。
Androidやタブレットで人気が高い中古機種は?
「総合ランキング」ではiPhoneの人気具合が伺えましたが、Androidスマホやタブレットではどの機種の人気が高いのでしょうか。
今回発表された「Androidランキング」では、2022年夏モデルの「AQUOS wish2 SH-51C(NTTドコモ)」(平均価格:12,588円)が1位にランクイン。2位には2022年夏モデルの「Xperia Ace III(NTTドコモ)」(平均価格:19,756円)、3位には2019年夏モデルの「Xperia 10 IV(NTTドコモ)」(平均価格:38,573円)が上位にあがりました。
これらの結果から、Androidスマホは「AQUOS」や「Xperia」のモデルが人気を集めており、またキャリアは「SIMフリー」よりも「NTTドコモ」の方が人気の模様。中古のAndroidを購入する人は、ドコモユーザー多いのかもしれません。
続いて「タブレット機種別ランキング」を確認したところ、1位~5位までを「iPad」シリーズが独占。1位は2019年9月発売の「iPad(第7世代)」(平均価格:32,724円)、2位は2018年3月発売の「iPad(第6世代)(26,370円)」(平均価格:26,370円)、3位は2014年10月発売の「iPad Air 2」(平均価格:16,148円)という結果でした。
スマホに限らず、タブレットでもApple製品が人気なようですが、約9年前に発売された「iPad Air 2」が上位に入っているのは驚きです。やはり多くの人は“安い価格”で購入できる点を重視しているのではないでしょうか。
今回の調査結果から、Androidなどの機種よりも、iPhoneやiPadユーザーが高い割合を占めることが判明。中古スマホや中古タブレットの購入を考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
出典元:【株式会社ウェイブダッシュ/PR TIMES】
※サムネイル画像(Image:NYC Russ / Shutterstock.com)