老若男女多くの方が利用する“スマートフォン”。ソフトバンクやau、docomoなど大手携帯キャリアのプランだけでなく、近年では格安SIMサービスや携帯キャリアの格安プランサービスも提供されています。これらはテレビコマーシャルなどの広告で広く宣伝されていますが、実際にどのくらいの人が利用しているのでしょうか。今回は、株式会社GO TO MARKETが運営するビジネスパーソン向けWebメディア「Utilly」が実施したアンケート調査をご紹介しましょう。
格安SIM(スマホ)を利用している人は約4割!
18歳以上60歳未満の男女330人を対象にした「格安SIM・格安スマホプランの利用に関するアンケート調査」では、“格安SIM(スマホ)の利用状況”について質問。その結果、「現在、利用している」と回答した人は約4割(38.5%)を占めました。
一方「利用したことはなく、利用検討もしていない」という人は33.6%で一定数いるものの、「利用したことはないが、利用を検討している」との回答は12.7%。「現在利用している」人と合計すると、約5割(51.2%)の人が関心を抱いているため、大手携帯キャリアのメインプランより格安SIM(スマホ)プランに魅力を感じている人の方が多いのではないでしょうか。
また同調査で「格安SIM(スマホ)を利用した理由は?」と尋ねたところ、約8割(76.4%)が「料金の安さ」と回答し、最も多い答えとなりました。安い料金にもかかわらず、大手携帯キャリアと同じ回線を使っていることなどを理由に“コスパのよさやお得度の高さ”を感じる人が多いと考えられます。
ついで、回答率が高かったのは「家族や友人にすすめられた」の11.0%。実際に、格安SIM(スマホ)を利用した家族や友人の口コミを通して、興味を持った人も少なくないようです。
楽天モバイル・UQモバイル・Y!Mobileが人気サービスに
同調査では「現在、利用中の格安SIM(スマホ)サービス」についても質問。「楽天モバイル」「UQモバイル」が同率でトップの利用率(19.5%)となり、ついで、18.7%の「Y!Mobile」がランクインしました。
楽天モバイルとUQモバイルを運営するのは楽天グループとKDDI、Y!Mobileを運営するのはソフトバンクであることから、利用への安心感を求めている人が多いのではないでしょうか。
格安SIM(スマホ)選びのポイントは「月額料金」
「格安SIM(スマホ)を選ぶ際に重視するポイントは?」という質問では、約6割(61.1%)が「月額料金」と回答しています。ついで「通信のつながりやすさ」が13.0%、「通信速度」が7.8%となりました。月額料金の安さを重視しつつ、日常生活に支障のない通信状態も大切にしていることがわかります。
また「現在利用している格安SIM(スマホ)の平均月額料金」についても質問したところ、「1000円以上1500円未満」が20.4%で最も多く、ついで「1000円未満」が15.9%となりました。さらに、格安SIM(スマホ)利用者の67.3%は“月額3000円未満”で利用していることも明らかになっています。加えて、月額5000円以上利用している人は9.7%となっていることから、格安SIM(スマホ)選びで重視されがちな“月額料金”を抑えていることがうかがえます。
コスパのよい格安SIM・格安スマホプラン。「月額料金が高い」と感じている人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
出典元:【株式会社GO TO MARKET/PR TIMES】
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