まちなかで、スマートウォッチを着用する人を目にする機会は多い。無駄のないデザイン性や、汗をかきやすい夏場での快適な機能的なバンドなど、時計単体としての魅力度は高い。ただ、魅力はそこだけにとどまらない。暮らしや仕事に役立つ多彩な機能が一台に集約されている。機能が豊富ゆえに、スマートウォッチユーザーはどのように活用しているのだろうか。実際のスマートウォッチユーザーにヒアリングした調査結果から、その実態が見えてきた。
Apple「Apple Watch」がスマートウォッチ市場を席巻! 購入目的は「運動管理・健康管理」
スマートウォッチブログのスマリーチは8月8日、スマートウォッチ所有者を対象に実施したアンケート調査結果を発表した。対象1,000人は20代~60代と幅広く、さまざまな用途や目的が明らかになることが期待できる。
「所有しているスマートウォッチのブランドは?」の設問では、「Apple Watch」を展開するAppleが82%という圧倒的な結果だった。iPhone同様に洗練されたデザインをはじめ、バンドのバリエーション、高機能モデルから入門モデルまで取りそろえるモデルラインナップ、生活に役立つ種類豊富な機能など、ファッションやガジェットなど各分野にこだわりをもつユーザーを満足させる魅力がある。
同業界には、GoogleやHuaweiなど開発力がたしかなメーカーが参入しているが、2023年秋にはApple Watch 9が発売されると予想されており、Appleは技術進化と比例してその地域を盤石にしそうな勢いだ。
続いて、購入目的だが「運動管理したい」が55%、「健康管理したい」が22%と、実に80%近くが健康目的で購入していることがうかがえる。Appleを例にすれば、プールや過酷な自然環境でも、問題なく使用できる製品特長を打ち出しており調査結果と合致する。スマホと重複する機能があるなか、あえてスマートウォッチも購入するのは、日夜運動・健康管理できることに代えがたい価値があるからだろう。
歩数計や心拍数測定……スマートウォッチユーザーが愛用する機能
スマートウォッチの多彩な機能のなかでも、運動管理機能では「歩数計」、健康管理機能は「心拍数測定」が多くの支持を集めている。体調の都合から定期的に心拍数を測定する必要があるユーザーにとって、日夜装着できるスマートウォッチは心強い存在だろう。
暮らしや健康にも寄与するスマートウォッチの価値を知れば、自分ごととして使用したいと思うユーザーは増えるはずだ。かつては未来のツールと呼ばれたスマートフォンと同じ道を歩み、スマートウォッチが必需品になる日がくるかもしれない。
出典元:【スマリーチ】
出典元:【スマリーチ/PR TIMES】
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