【2024】中古iPadはやめた方がいい?注意点をiPadユーザーがレビュー

iPadの中古品はやめた方がいい?注意点や中古のメリットなどをiPadユーザーがレビュー1

キーボードを接続すればPC代わりとして使えるほど高性能である一方、新品だとノートPCよりも高い価格で販売されている機種もあるiPad。価格を理由に購入を躊躇っている人にとって選択肢となるのが、中古品のiPadです(筆者撮影)

たとえば中古スマホ・タブレット販売店である「イオシス」では2023年9月時点ではiPad mini 3を4,980円(税込)で購入可能というニュースは、一部で話題となりました。ジャンク品に近しい状態だったとしても、5,000円弱であれば買ってみたくもなりますよね。

参考元:デイリーガジェット

iPadの中古品はやめた方がいい?注意点や中古のメリットなどをiPadユーザーがレビュー2

ほかにも大手であるブックオフやゲオなどの店頭にも中古iPadが安価で販売されていることもあり、お手軽に手にできます(筆者撮影)

そのため、中古でスマホを購入するのに抵抗のある人でも、iPadに関しては最新モデルではなく「型落ち品を中古で狙う」という方も少なくないのではないでしょうか。しかし、一部からは「中古品はやめたほうがいい」という声も聞かれるのも事実。

そこで、この記事では中古のiPadを購入するときの注意点やおすすめできる中古モデルについて、iPadユーザーの筆者が中古販売店店頭でも販売価格などについてリサーチをしたうえで解説します。

【目次】

1.中古iPadの人気モデルの例
2.【前提】iPadの中古をやめたほうがいい場合とは?
3.iPadの中古の購入がおすすめできる3つの場合
4.中古iPadと新品iPadの違い:そもそもどちらがよりおすすめ?
5.それでも「iPadの中古はやめたほうがいい」?2つの注意点
6.中古のiPadを買うときの注意点・選び方
7.中古iPadを「どこで買うか」も大事
8.まとめ|結局中古品を避けるべき人と、中古品がおすすめな人とは?

中古iPadの人気モデルの例

近年、人気があるiPadのモデルは「iPad(第10世代)」と「iPad Air(第5世代)」。新品価格は、iPad Air(第5世代)が最低価格92,800円(税込)、iPad(第10世代)が68,800円(税込)。新品のiPadは決して安くはないため、中古品を買うほうがお手頃という印象の方も多いのでは。

中古iPadの人気モデルの例1

一方、たとえば中古市場ではiPad Air(第5世代)が60,000円強ほど。iPad(第10世代)が50,000円ほどとなっています

(画像は「Apple公式サイト」より引用)

古すぎるモデルは避けた方が無難

冒頭でiPad mini 3が数千円まで値下がりしたニュースをお伝えしましたが、iPad mini 3は2014年発売の機種。同様に中古販売店では非常に古いモデルのiPadを店頭に並べているケースも多いです。

これらのモデルはバッテリーの劣化などの問題を抱えていると見られ、加えてiPadのOSアップデートの対象からも外れていると考えられます。よって避けた方が無難です。

古すぎるモデルは避けた方が無難1

逆に言えばここ数年に発売された機種であれば、ある程度のバッテリーの劣化こそあっても「現役」で使えるでしょう。チップの性能も良く、たとえば上の写真のように映像編集なども複雑なVFXなどを要しない場合は単体で完結できます(筆者撮影)

中古iPadを選ぶ際に「前提」として意識した方が良い項目は、次の項で紹介します。

【前提】iPadの中古をやめたほうがいい場合とは?

【前提】iPadの中古をやめたほうがいい場合とは?1

筆者が中古販売店の店頭で調査した限り、中古のiPadでも3万円~5万円、iPad Proシリーズであれば7万~10万円を超えることも。たとえば筆者が調べた中では、第2世代のiPad Pro 11インチが税込みで8万円越え。中古であろうと、やはりある程度の出費は必要です。以下で紹介する3点が気になる方は、前提として中古端末は避けるのが良いでしょう(筆者撮影)

【前提】ディスプレイや端子のキズなど「使用感」が気になる

中古のiPadは、ディスプレイや端子などに微細なキズがある場合も。

【前提】ディスプレイや端子のキズなど「使用感」が気になる1

ディスプレイや端子の状態、使用感を気にするユーザーは多いでしょう。たとえばディスプレイのキズはApple Pencilの使い心地などに影響し、端子のキズは差し込み口が緩くなって充電ケーブルが抜けやすくなるといったトラブルの原因になることがあります。一般的な買取店でも端子のキズは査定の減額対象となります。こうしたキズなどが気になる場合は、中古はおすすめしません(筆者撮影)

なお、安価かつ新品同様の使用感のiPad端末を買いたいなら「Apple認定整備済製品」がおすすめです。

【前提】バッテリーの劣化・寿命が気になる

中古のiPadを購入する場合、前の所有者がどの程度のペースで端末を使用していたかによってバッテリーの持ちが大きく変わってきます。

【前提】バッテリーの劣化・寿命が気になる1

たとえばiPad Air(第5世代)のWi-FIモデルの場合、Appleにバッテリー修理を依頼したときの見積額は18,800円(税込)。AppleCare+に加入している場合は無償での修理が可能ですが、中古の持ち込み端末がAppleCare+に加入できるかは「微妙」なところ。AppleCare+に加入していなければ、基本的に通常使用による劣化でのバッテリー交換は有償です(画像はApple公式サイトより引用)

中古品を購入したとしてもバッテリー交換で18,800円の修理費用が早期にかかる可能性があるなら、分割払いなどで新品のiPadを買い、AppleCare+に入る方が良いというのも1つの考え方です。

【前提】バッテリーの劣化・寿命が気になる2

余談ですが、一般的に端末に利用されているリチウムイオンバッテリーは「充電100%」を1回として、500回の充電を行うと寿命が近いとされます。せっかくなので今回の記事作成に当たって、筆者の私物のiPadでもバッテリー状況を計測してみました。筆者はiPad Air(第3世代)で444回充電していますが、実測残量は86.53%。「問題なく使えますが、少し減ってきました」という状態で、おおむね問題なくまだまだ現役で使用できている感覚もあります(筆者撮影)

中古販売店の店頭では、店員に申し出れば中古iPadを店頭で触らせてもらうこともできます。可能であれば上の写真のように充電回数もチェックしてみると、より良い状態の端末を購入できるでしょう。

【前提】手厚い製品保証を重視したい

iPadの中古品を購入する場合、一般的にはAppleではなく購入先の店舗の保証サービスが適用されます。そのためAppleCareと比較すると、サービスが手薄と感じる場合も。
たとえばゲオモバイルでiPadを中古で購入すると、中古販売店としては比較的手厚い中古端末の保証を提供しています。

【前提】手厚い製品保証を重視したい1

ゲオモバイルでは、中古端末購入時に「加入金2,178円(税込)+ 端末販売価格(税込)× 6%」を支払うことで中古スマホ保証に加入可能。ガラス割れや水没、破損、自然故障に対応しています。ただし、保証期間は加入から1年間です。なおかつ、バッテリー不良、充電不良が保証対象外な点や保証サポートを1回受けた時点でサポートが終了となる点には注意が必要です(筆者撮影)

iPadの中古の購入がおすすめできる3つの場合

ここまでに紹介してきた「前提条件」をすべてクリアしており、かつ中古に抵抗感がないなら、iPadの中古品の購入はとりあえず検討の価値はあるでしょう。特に以下の3つの場合のいずれかに当てはまるならば、中古の購入はおすすめです。

前の所有者がApple Careに加入している場合は「名義変更無しで利用可」

中古で購入したiPadの前の所有者がAppleCareに加入していた場合、名義変更なしで保証を利用できるのは大きなメリット。

前の所有者がApple Careに加入している場合は「名義変更無しで利用可」1

つまり、前の所有者が加入していれば、中古品を購入したあとも、AppleCareの特典をそのまま受けることができるということ。端末の状態が悪くても、AppleCareの修理サービスを利用すれば新品同様になる可能性があります。(画像はApple公式サイトより引用)

前の所有者がApple Careに加入している場合は「名義変更無しで利用可」2

その端末がAppleCareの対象かどうかは、Apple「デバイスの保証状況の確認」ページよりデバイスのシリアル番号を入力することで確認可能。シリアル番号は中古端末の販売店で値札などに併記されていることがあります。もし不明な場合は店員さんに「高価な買い物なので念のためデバイスのシリアル番号も確認したいです」と伝えれば、確認してもらうことができるでしょう(画像はApple公式サイトより引用)

その端末が運よくAppleCareの対象ならば、名義変更なしで保証を利用できるので多少端末の状態が悪くとも迷わず買ってしまっても問題ないでしょう。

●Apple「デバイスの保証状況の確認」は→こちら

OSサポート期間を重視する場合 | iPadはOSサポート期間が長め

iPadはOSのサポート期間が長いのが特徴で、中古で買った端末のOSサポート期間も長めです。iPadOSの大型アップデートは年に約1回あり、アップデートは平均7世代ほどに対応。リリースから4~5年程度はOSのサポートを受けられる可能性が高くなっています。

OSサポート期間を重視する場合 | iPadはOSサポート期間が長め1

たとえば筆者の私物のiPadは、iPad Air(第3世代)。Apple純正キーボードをセットで2020年4月から使っていますが、3年半が経過してiPadOSのバージョンは17.0に更新できています。バッテリーもまだまだ現役で、快適に使えています

●「iPadのiOSサポート期間について」は→こちら

OSサポート期間を重視する場合 | iPadはOSサポート期間が長め1

なお2023年9月19日に一般提供が開始された「iPadOS 17」については、iPad(第6世代~第10世代)、iPad Air(第3世代~第5世代)、iPad mini(第5世代・第6世代)、iPad Pro(2017年以降)とされています。2015年に発表された初代iPad Proが対象外となったことが話題となりましたが、実質的に8年もサポートが続いたのは「非常に手厚い」と言えるのではないでしょうか(画像はApple公式サイトより引用)

あくまで普段使いの場合 | 中古・型落ちでも普段使いには十分高性能

「最新モデルならではの高性能さ」を求めておらず、あくまで通常の用途であれば中古・型落ちでも、性能的には十分と言えます。

たとえばiPad Air 3はA12 Bionicチップを搭載しており、中古や型落ちでもネットサーフィンや動画視聴、外出先でのちょっとした作業といった用途には十分な性能を有しています。

あくまで普段使いの場合 | 中古・型落ちでも普段使いには十分高性能1

もちろんKindleでの読書も快適。「読書や勉強の用途」にお手頃な中古iPadを買うのは筆者個人としては強くおすすめですAppleCare(筆者撮影)

おすすめのiPadアプリについては、こちらの記事でまとめて紹介しています。

中古iPadと新品iPadの違い:そもそもどちらがよりおすすめ?

中古のiPadと新品のiPadの違いは、価格だけではありません。それぞれにメリットとデメリットがあります。ここでは、中古iPadと新品iPadのメリットとデメリットを比較してみましょう。

【新品iPad】メリット・デメリット

新品iPadの大きなメリットは、当たり前ですが「最新モデル・スペックの端末を手に入れられる」こと。動作不良の心配もなく、端末に対してAppleCare+を適用できます。OSのサポート期間も長いため、価格は安くは無いですが一度買ってしまえば中長期に渡って端末を楽しむことができるでしょう。

その反面、たとえばiPhoneとiPadを両方買うと「出費が極めて大きい」のも事実。

【新品iPad】メリット・デメリット1

加えて近年はiPhone 15 Pro Maxに代表される大画面モデルもAppleから登場しており、そちらを買えば十分では?という疑問もあるでしょう(画像はApple公式サイトより引用)

映像編集なども「大画面スマホで足りないならばMacBookで行えばいいのでは?」という疑問も成り立つため、意外と「帯に短くたすきに長い」端末という一面があります。「帯に短くたすきに長い端末に高額の出費をするならば、iPhone 15 Pro Maxを買うか中古で十分」かもしれませんね。

【中古iPad】メリット・デメリット

【中古iPad】メリット・デメリット1

中古iPadは価格が安いため、お手軽な価格でスペックの高いiPadを手に入れられる可能性が高いです。世代やモデルにもよりますがクリーニング済みかつアクティベーション済みのiPad Airが4万円弱で手に入るケースも店頭での調査をしたところ、見受けられました。読書・勉強やちょっとしたネットサーフィンなどの用途であればまだまだ現役で活躍できる商品状態です(筆者撮影)

また先述した通り、前の所有者がAppleCare+に加入していれば名義変更無しで利用できます。

しかし、ディスプレイや端子にキズや汚れが付いていたり、バッテリーの劣化や寿命が進んでいることも。また、前の所有者が雑に扱っていた場合、購入してすぐに壊れてしまうというリスクもあります。

それでも「iPadの中古はやめたほうがいい」?2つの注意点

中古端末の保証期間などをさほど気にしておらず、バッテリーの劣化など中古ならではのデメリットも十分に理解しており、あくまで普段使いで端末を使うならば「中古品のiPad」はある程度おすすめ。狙い目の端末の1つです。

一方で狙い目とは言っても、少なくとも3万~5万円程度の出費にはなります。以下の2つの注意点は購入前に改めてチェックしておいてください。

・持ち込み端末に対してAppleCareを適用できるキャリアや格安SIMは少ない
・A12 Bionicチップ以降の端末は中古でも比較的高値

【要チェック】持ち込み端末にAppleCareを適用できるキャリアや格安SIMは少ない

Apple製の中古端末を購入した場合のベストな保証は、「持ち込み中古端末に対してAppleCareを適用できる」ことではないでしょうか。

【要チェック】持ち込み端末にAppleCareを適用できるキャリアや格安SIMは少ない1

実は、中古端末(持ち込み端末)にAppleCareを適用できるキャリア、格安SIMも中にはあります。Y!mobileとLINEMOが代表格です(ロゴ画像は各公式サイトより引用)

ソフトバンクのサブブランドであるY!mobile、LINEMOは持ち込んだiPhoneに対してもAppleCare(Apple Care Services)を適用できます。つまり、中古で購入したSIMフリーのiPhoneに持ち込み端末保証をつけて、より安い月額料金で利用することも可能です。

しかし筆者が確認した限り、Y!mobileもLINEMOも、公式サイトに記載があるAppleCareの対象端末は「iPhone」のみ。

【要チェック】持ち込み端末にAppleCareを適用できるキャリアや格安SIMは少ない2

iPadに対してはY!mobile、LINEMOともにAppleCareではない独自の「持込端末保証」サービスを提供しています(画像はLINEMO公式サイトより引用)

中古端末でもAppleCareを適用できると謳うキャリアなどでも、このように「iPadは対象外」のケースがあるためご注意ください。

●Y!mobile:持込端末保証 with AppleCare Services
●LINEMO:持込端末保証

A12 Bionicチップ以降の端末は中古でも比較的高値

まず前提として、iPad Air 3をはじめとするA12 Bionicチップ搭載モデル、もしくはその次世代にあたるiPad(第9世代)であれば日常的な用途としては十分です。

A12 Bionicチップ以降の端末は中古でも比較的高値1

中古で購入する場合、狙い目はiPad Airの第3世代(左)や第4世代(右)のように「3、4年以内に発売されたiPad」。新品よりも安く手に入れられるうえ、OSのサポートも受けられるというメリットがあります(画像はApple公式サイトより引用)

とはいえiPad Air(第3世代)以降の端末で搭載された「A12 Bionic」を内蔵する端末は、中古品でも比較的高価格で販売されています。

 A12 Bionicチップ以降の端末は中古でも比較的高値2

2019年3月に発表されたiPad Air (第3世代)のApple Storeでの発売当時の新品価格は59,184円~93,744円(税込)。発売から4年が経過した2023年8月現在、筆者が確認した限り、中古相場は3.3万~5万円程度です。発売から大きく年数が経過し、バッテリー劣化が見込まれる端末としては比較的高めの相場と言えるでしょう(画像はApple公式サイトより引用)

AppleCareのような十二分の保証がない状態で、5万円前後の出費をしても問題ないのか購入前に慎重に最終判断しましょう。

中古のiPadを買うときの注意点・選び方

中古iPadを購入する際の注意点や選び方について紹介します。

基本的に「4~5年以内に発売された端末」を選ぼう

機種名 発売日 最安価格(税込)
iPad (第10世代) 2022年10月26日 68,800円~
iPad Pro(第6世代) 2022年10月26日 172,800円~
iPad Pro(第4世代) 2022年10月26日 124,800円~
iPad Air (第5世代) 2022年3月18日 92,800円~
iPad(第9世代) 2021年9月24日 49,800円~
iPad Pro (第5世代) 2021年5月21日 129,800円~
iPad Pro (第3世代) 2021年5月21日 94,800円~
iPad Air (第4世代) 2020年10月23日 69,080円~
iPad (第8世代) 2020年9月18日 38,280円~
iPad mini (第5世代) 2019年3月18日 50,380円~

iPad OSは比較的サポート期間が長いのがメリット。実際にiPadを利用している筆者自身の実感としてもスマホよりもタブレットは「寿命が長い」感覚があります。とはいえそれでも長く使えばバッテリーはへたり、新モデルと比較して性能面で劣るようにもなっていきます。よって目安としては「4~5年以内に発売された端末」を選ぶのがおすすめです。

キャリア版中古iPadを買う際は「ネットワーク利用制限」に注意

中古iPadの場合、まれに「ネットワーク利用制限」なっている端末、いわゆる「赤ロム」の端末がまぎれていることがあります。これは元の所有者が端末料金を未払いにしていたなどの理由で、通信会社から利用制限をかけられている状態です。SIMフリー版のiPadの購入ならば気にならない内容ですが、キャリア版iPadを中古で買う場合には注意が必要です。

キャリア版中古iPadを買う際は「ネットワーク利用制限」に注意1

中古端末販売業者の中には、購入した中古端末に「ネットワーク利用制限」がかかっていた場合、交換もしくは全額返金を謳っているところもあります。中古のiPadを購入する際は、ネットワーク利用制限への保障がある中古販売店からの購入をおすすめします。フリマアプリなどで個人からキャリア版iPadを購入することは基本的におすすめしません

チップの選び方:A12 Bionicチップ以降なら普段使いでも快適

先に述べたように、iPad Air (第3世代)以降の端末で搭載されたA12 Bionicチップは、サーフィンや動画視聴、外出先でのちょっとした作業をするには十分。よって、A12 Bionicチップ以降が搭載されているモデルなら普段使いでも快適です。

モデルの選び方: Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルの違いは?

iPadには、Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルがあります。Wi-Fiモデルは、Wi-Fi接続しかできないモデル。Wi-Fi + Cellularモデルは、SIMカードを挿入することでモバイル接続ができるモデルです。SIMフリーのiPadで、格安SIMなどを用いて外出先でモバイルデータ通信したい場合はWi-Fi + Cellularモデルを選びましょう。

iPadの急速充電対応機種

iPadはバッテリー容量が大きいため、十分な充電をするのに時間がかかることがあります。しかし、一部のiPadは急速充電に対応しており、短時間で多くの電力を補充することが可能。急速充電に対応しているiPadモデルは、以下の通りです。

・iPad Pro 10.5 インチ
・iPad Pro 11 インチ (第 1世代 以降)
・iPad Pro 12.9 インチ (第1世代 以降)
・iPad Air(第 3世代 以降)
・iPad mini(第5世代 以降)
・iPad(第8世代以降)

中古iPadを「どこで買うか」も大事

中古iPadを購入するときには、「どこで買うか」が非常に重要です。中古iPadの購入ルートは大きくわけて以下の3つ。

・Apple認定整備済製品
・中古販売店
・オークション・フリマサイト

Apple認定整備済製品 | Appleの認定と1年の製品保証付きの「中古」

Apple認定整備済製品とは、Appleが正規に販売している「中古」のiPadのことです。

Apple認定整備済製品 | Appleの認定と1年の製品保証付きの「中古」1

Apple認定整備済製品は、専門家が厳しい基準で検査・整備・クリーニングを行っています。その上、AppleCareもオプションでつけられるのでバッテリー劣化などのトラブルの際も安心。保証などが手厚い反面、他の中古販売業者よりは価格が高くなる点に注意が必要です(画像はApple公式サイトより引用)

中古販売店|自分の目で見て購入する端末を厳選可能

ブックオフやゲオなどがスマホやタブレットを扱う中古販売店に当たります。iPhoneやiPadが鍵付きのショーケースに入って、販売されている様子を見たことがある方も多いのでは?

鍵付きのショーケースに入っているとはいえ、実際の端末状態を自分の目で状態を確かめられるのが大きなメリットです。先にもご紹介した通り、シリアル番号なども自分の目で確かめやすいです。

中古販売店|自分の目で見て購入する端末を厳選可能1

なおゲオに関しては先述した通り、1年間の保証サービスもあるので安心。また。ブックオフも3カ月の保証があります

(画像引用元:ブックオフ公式サイト

オークション・フリマサイト|玉石混合のため特に購入は慎重に

ネットオークションやフリマサイトでは個人や法人が自由に中古iPadを出品・購入可能。メルカリやヤフオク!などが挙げられます。

オークション・フリマサイト|玉石混合のため特に購入は慎重に1

ネットオークションやフリマサイトは、出品者と直接やりとりして値段の交渉が可能。しかし、悪質な出品者からジャンク品を売りつけられる可能性もゼロではなく、基本的に保証もありません。正規品でないアクセサリーやパーツを使用している可能性もあります(ロゴ画像は各公式サイトより引用)

まとめ|結局中古品を避けるべき人と、中古品がおすすめな人とは?

前提として、「使用感が気になる」という人には中古品は向きません。また「価格よりも保証を重視したい」という人は新品または中古でも「Apple認定整備済製品」を選ぶのがおすすめ。

対して「とにかく安くiPadを手に入れたい」「日常動作ができれば最新モデルでなくてもよい」「バッテリー寿命について理解している」という人は、中古品を検討する価値は十分にあるでしょう。

オトナライフ編集部
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