今年の秋に登場すると期待されている「iPhone 15」シリーズ。USB-C端子への変更を裏付けるような「USB-Cケーブル」のリーク画像が著名なリーカーから公開された。さらに、Thunderbolt 4/USB4の高速データ転送も可能になり、35W高速充電の可能性も高まっている。詳しくご紹介していこう。
iPhone 15の新色USB-Cケーブル画像、ピンクとブルー追加か?
iPhone 15シリーズは、USB-C端子への変更が確実のようだ。著名なリーカーMajin Bu氏がX(旧Twitter、以下同)アカウント(@Majin BuOfficial)上で、iPhone 15のUSB-Cケーブル画像を公開した。しかし、情報源は明らかではなく、真偽は不明とただし書きされている。このケーブルデザインは、AppleのM2 MacBook Airのケーブルで以前、見られたものだ。そのため、iPhone 15での採用が本当なら、注目のポイントとなる。
また、fix Apple氏がX(@lipipipsi)に投稿した画像によると、ケーブルはブラック、ピンク、ブルーの3色が予想される。とくに、iPhone 15/15 Plus本体のカラーとして、ピンクとライトブルーの追加がうわさされているため、マッチするケーブルの提供も考えられる。iPhone 15シリーズのケーブルの真相は、9月13日の発表を待つ必要がある。iPhone 15の発表日についての詳細は以下の記事に詳しい。
高速転送・充電の秘密:iPhone 15 ProのUSB-C特化は確実視?
iPhone 15シリーズの中で編み込みケーブルが同梱されるのは、Proモデルだけとの見方が強まっている。Appleは、iPhone 15 Proと標準モデルで、USB-Cのデータ転送速度や、充電速度を差別化する可能性が予想されているからだ。
著名アナリストMing-Chi Kuo氏は、Proモデルに高速データ転送や4Kディスプレイ出力が可能な、USB3.2やThunderbolt 3の採用を予測した。また、米9to5Macの情報では、一部iPhone 15モデルが最大35Wの有線充電に対応するかもしれないそうだ。
さらに、充電関連情報サイトのChargerLabは、高速転送用のリタイマーICチップを確認。このチップは、Thunderboltの大容量データ転送の安定性に貢献する。新型USB-Cには「3LD3」というApple独自開発らしいチップも搭載され、非公式アクセサリの制限があるかもしれないとの声もある。ただ、iPhone 15では高速伝送はサポートされないといううわさもあり、それについての詳細は以下の記事に詳しい。
ともあれ、高価格帯なProモデルでは、高速データ転送や高速充電が進化する期待が高まっている。ユーザーニーズに応える最新機種となるのか今後の動向に注視したい。
引用元:【「Majin Bu(@MajinBuOfficial)」X 1 / 2】
参照元:【iPhone Mania】
参照元:【ChargerLAB】
※サムネイル画像(Image:Nutsu Phongtap / Shutterstock.com)