日本時間9月13日午前2時から発表される「iPhone 15」シリーズ。新たな情報が日々リークされ、否が応でも期待は高まるが、今度は「iPhone 15 Pro」のケーブルの仕様について新たな情報がもたらされた。どうやら、iProhe 15 Proや「iPhone 15 Pro MAX」、あるいは新登場もうわさされる「iPhone 15 Ultra」などには“爆速”ケーブルが採用されることになりそうだ。
データサイズの大型化により、最新iPhoneも転送速度の高速化は必然に
Looks Apple has actually tested a Thunderbolt cable for the iPhone 15 Pro and it will probably be released exclusively for the Pro models.
Here is some details
USB4 Data Cable Engineering Cable
Length 70 cm
Protocol USB 4 gen 2
Rate 20g
Support 4k 60hz
Power 150w pic.twitter.com/gC9bfF5UC0— Majin Bu (@MajinBuOfficial) August 24, 2023
Majin Bu氏の投稿から。画像内には「USB4 Gen2」「20Gb」といった文字が見られる
リーカーのMajin Bu氏(@MajinBuOfficial)が、iPhone 15 Pro用にテストしていたというThunderboltケーブルに関して投稿。投稿によれば、「USB4規格のデータケーブル(USB4 Gen2、最大20Gbps)」「長さは70cm」「4K 60hzサポート」「150W充電対応」といった仕様になりそうだ。現状のLightningと比べると「超高速」と呼んでよい速さになる。
もっとも、画像などのデータサイズが飛躍度的に大きくなっている中、有線でのデータ転送を考えた場合、この流れは必然と言える。これまでの転送スピードでは「遅すぎる」ということだろう。
ただ、今回このThenderboltケーブル、一部では本体同梱にはならず、別売されるという話もある。現在、アップルストアで発売されている「Thunderbolt 4 Proケーブル(1.8m)」の価格が18,800円(税込)だ。今回リークされたケーブルはこれよりかなり短いとはいえ、高価になることは間違いなく、別売という可能性は高そう。
iPhone 15/15 Plusとの差別化? 先にリークされた情報とは性能に大きな開きが
New iPhone 15 USB C Cable Info Confirmed
1.6M long
16Pins
Thicker and more resistant
USB 2.0 20V3A
No MFI pic.twitter.com/WV4unodWPg— Majin Bu (@MajinBuOfficial) August 23, 2023
Majin Bu氏が以前に投稿したiPhone 15のUSBケーブルに関するリーク。高耐久性のUSB2.0規格とされていた
標準モデルの「iPhone 15/15 Plus」については、すでに「USB 2.0規格(480Mbps相当)、20V3A=60W対応、MFi(Appleの認証による制限)なし」になるとのリークがされていた。どうやら、シリーズ内での差別化のため、iPhone15/15 Plusではデータ転送を遅く制限する一方、上位モデルのiPhone 15 Proでは、それよりもはるかに転送速度の速いThunderboltに対応させる、という狙いがあるのだろう。
つい先日まで、MFi認証が必要かどうか情報が錯綜するなど、もちろんすべてはうわさの段階に過ぎない。iPhone 15/15 PlusがThunderboltを含め、より速度の速いケーブルに対応している可能性さえあり得るのだ。真偽のほどは正式発表を待つほかない。注目の発表は、日本時間で9月13日に午前2時からとなっている。