Google、4年ぶりにAndroidのロゴとドロイド君をリニューアル – どう変わった?

Googleが現地時間の9月5日にモバイルOS「Android」のブランドロゴを変更すると発表した。大きな違いは頭文字の「A」。現行の小文字のaから、大文字のAに変わっている。また、Androidロボット、通称ドロイド君の頭も3Dの立体的デザインに変更される。また、「Android」という文字のフォントもGoogleに近いものになっている。

4年ぶりにAndroidロゴを変更 すっきりした印象に

今までのドロイド君(Image:Asif Islam / Shutterstock.com)

今までのドロイド君はまさにロボット感が強かったが、今回の変更でマスコットに近くなった印象

ロゴの変更と聞くと、ツイッター社の青い鳥が姿を消して、Xの一文字になった件が記憶に新しいが、アメリカのGoogleが9月5日(現地時間)にオープンソースのモバイルOS「Android」のブランドロゴを変更すると発表した。

Androidロゴとドロイド君 変更後

新ロゴと、新ドロイド君(画像は「9to5Google」より引用)

前回の変更は「Android10」をリリースした2019年だったので4年ぶりとなる。変更点を見てみると、まずは文字。現行のものは頭文字が「a」と小文字だったが、「A」の大文字に変わる。これは、「Google」のロゴと並べた時にこの方がバランスがいいためだそうだ。また、フォントも「Google」に近いものになっており、「n」と「r」の小文字が丸み帯びた形になった。今回の変更で字体はすっきりした印象だ。

新生ドロイド君は、立体的になりよりマスコット感が強く、活躍の場が広がりそう!

(Image:rafapress / Shutterstock.com)

こちらは2019年から使われていたもので、慣れ親しんでいた人も多いだろう

さらに、日本ではドロイド君と呼ばれているマスコットの緑の彼は、2Dから3Dになる。本名バグドロイド(bugdroid)君は今までは平面で目が白くくり抜かれていて、どこかアンドロイド感があったが、立体になることでよりマスコット感が増したように見える。Androidコンシューマー・ブランド・マネジメント・ディレクターのJason Fournier氏は公式ブログで、「デジタル環境と現実環境の間をたやすく移行できるようにする」との意図を語っており、今後を見すえた変更といえそうだ。

また、Fournier氏は「わが社のブランドを象徴するビジュアルとして、バグドロイドをAndroid自体と同じようにダイナミックに見せたい」と狙いを語っていて、全身の外観も更新されるようだ。発表時の画像ではすでに、いろいろなパターンのドロイド君が登場しており、額の中央あたりに角のようなものが生えていたり、黄色とブルーのマーブル模様になっているものがいたり、目の間に電球のフィラメント部分が浮かび上がっているものなど七変化だ。

10月4日午後11時(日本時間)には、新製品発表イベント「Made by Google」が開催予定となっており、今年はAndroid 14がリリースされる。これに合わせて新ロゴも適用される見通しで、新生ドロイド君の活躍が見られそうだ。

引用元:【9to5Google
引用元:【blog.google

※サムネイル画像(Image:Asif Islam / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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