Apple社の新製品発表イベントが、アメリカの現地時間9月12日午前10時に開催される。イベントではiPhoneの新シリーズ「iPhone 15」シリーズについての発表が見込まれていて、すでに話題を集めている。「USB-Cポートに移行するのではないか」と、うわさされているiPhone 15シリーズ。アメリカで、中古スマホなどを取り扱うサイト「SellCell」は、移行が実現すればiPhoneユーザーの数が増える可能性がある、という調査結果を発表した。
iPhone 15シリーズのUSB-Cケーブル移行のうわさはどこから?
Apple社の新製品発表イベントが、アメリカの現地時間9月12日午前10時(日本時間9月13日午前2時)に開催される。イベントでは、iPhone 15シリーズや「Apple Watch Series9」、「Air Pods」の新モデルなどが発表されると予想されている。そのなかでも、注目を集めているのが、iPhone 15シリーズが従来、搭載していたLightningポートからUSB-Cポートに移行するかどうかという点だ。
かねてうわさされてきたUSB-Cタイプへの移行だが、これは欧州連合(EU)が「2024年末までに、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器の有線充電方法として、USBType-Cに統一すること」を義務づけことが理由に挙げられる。
また、Appleのワールドマーケティング担当グレッグ・ジョスウィアク氏が「Appleは最終的に、家電機器において共通の充電器を義務付けるEUの決定を尊重します」と述べていることも、この移行説を裏付けると言われている。
iPhoneユーザーが増える可能性も
アメリカで中古スマホなどを取り扱うサイト「SellCell」が、iPhone 15シリーズにおけるUSBType-C採用に関する調査を、アメリカ在住の1,000人強のiPhoneユーザー、および1,000人強のAndroidユーザーを対象に実施した。この結果、iPhoneユーザーの66%がiPhone15シリーズへの買い替えを検討していることが判明。
さらに、iPhoneユーザーの63%が「iPhone 15シリーズがUSBType-Cに移行することが買い替えの理由になる」と回答した。そのうち「iPhone、Mac、iPadが同じケーブルで充電できるようになることが買い替えの理由」と回答した人は37%だった。
意外だったのが、Androidユーザーの44%が「USBType-Cに移行するなら、iPhone 15シリーズを購入するかもしれない」と回答したことだ。USBType-Cは、他社製品との互換性が高いため、Apple以外の製品と充電器が共用可能になることから、これまでApple製品となじみがなかった人たちの購買意識にも変化がありそうだ。
引用元:【SellCell】
引用元:【MacRumors】
※サムネイル画像(Image:Bucsa Nixon / Shutterstock.com)