発表が近づいているiPhone 15シリーズだが、重量減になりそう、とのうわさが聞かれる。iPhone 15 Proと、 iPhone 15 Pro Maxはステンレスからチタンフレームの採用に変わりそうで、大幅に重量減となりそうだ。リーカーたちから詳細な寸法や重量も明らかにされており、より具体的な数字が見られる。
「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」はチタンフレーム採用で大幅重量減
iPhone 15シリーズとのご対面の時間は近づいてきているが、依然、いろいろないいうわさがとびかっている。アップルの未発表製品に詳しい、ブルームバーグのMark Gurman氏が以前、iPhone 15 ProはiPhone 14 Proよりも最大10%軽くなる、と言っていたことは取り上げたかと思うが、アップル情報サイトのMacRumorsが今回「iPhone 15」「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」の3機種の正確な本体サイズと重量情報を入手したとしている。
なお、著名リーカーRevegnus氏もほぼ同様の予想をしていて、信憑性は高いのではないか。まったく同じ数値だと、ただ同じソースからの情報なのでは? と勘繰ってしまうが、ほぼ似通った数値ということから確実性が増すような気がする。
iPhone 15 PlusとiPhone 15は、前シリーズと大きなサイズなどの変化はなさそう
特筆すべきは、「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」がステンレスからチタンフレームへの採用と変わり、大幅に重量が減少されそうということだ。リークされた数値では、iPhone 15 Proは、iPhone 14 Proの206gと比べて18gも軽い188gになるとのことだ。iPhone 15 Pro Max は、iPhone 14 Pro Maxの240gより19g軽い221gとされている。
Gurman氏が言っていた通り、10%ほどの見事な軽量化だ。情報筋によると、iPhone 15 Proはグレード5というチタンが使われている。これは、さまざまな産業で使用されているチタン合金で、腐食しにくいという特長がある。
iPhone 15は、シリーズの中で最も違いが少ないとみられており、重量に関してみると、iPhone 14との差は1gとなっている。厚さはまったく同じで、デバイスの高さと幅にごくわずかな変更が加えられるだけで、ほとんど変化がないと考えてもいいかもしれない。
iPhone 15 Plusに関しては今回情報がないのだが、おそらくiPhone 15と同様に大きな変化はないとみられる。ただ、これらの情報は生産前のものなので、量産されたハードウェアを反映していない可能性があり、製品版とは違うかもしれないとも指摘されている。軽量化は嬉しいが、チタンを使用することでの価格転嫁が気になるところ。上記の情報の答え合わせなど含め、発表日が待ち遠しい。
引用元:【MacRumors】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)