iPhone 15シリーズのバッテリー容量は微増でがっかり? – iPhone 15 Proの軽量化は評価

9月22日に発売される「iPhone 15」シリーズ。手にする瞬間を心待ちにしている人も多いだろう。Appleはバッテリー容量を公表しないが、中国の認証データベースから明らかになっている。昨年のiPhone 14シリーズと比較すると、バッテリー容量は微増という結果だった。ただ、iPhone 15 Proモデルは前作より20g軽量になっているのに、バッテリー容量は微増とはいえ増えていることは驚きだ。

気になるバッテリー容量は、前シリーズと比較して微増

iPhone 15

動画の再生時間で比較すると、iPhone 15シリーズと、iPhone 14シリーズは同じだ(画像は「Apple」公式サイトより引用)

発売を9月22日(金)と目前に控えているiPhone 15シリーズ。手にするのを心待ちにしている人、購入を迷っている人、購入する気はなくても早く実物を見てみたい人さまざまだろう。スペックはすでに発表済みだが、Appleはバッテリー容量を公表しないのが常だ。だが、中国の認証機関データベースはバッテリー容量を届け出ることが義務付けられており、そこから判明するという流れが恒例になっている。

インドメディアのMySmartPriceが、中国の認証機関データベースからバッテリー容量が明らかになったと詳しく内容を伝えており、たとえば、iPhone 15 Pro Maxは4422mAhで、 iPhone 14 Pro maxは4323mAhとなっている。その差は100ほどあり、シリーズの中では前作との差が一番大きい機種となる。

バッテリー容量は微増ながら、iPhone 15 Pro Maxは前作より約20gも軽量化

iPhone 15 Pro Maxの最大29時間動画再生

iPhone 15 Pro Maxの最大29時間動画再生ができるというのは大きな魅力の1つだ(画像は「Apple」公式サイトより引用)

他の3機種についても見ていくと、数字の羅列になってしまうが、iPhone 15は3349mAhで、iPhone 14は3279mAhだった。iPhone 15 Plusは4383mAhで、iPhone 14 Plusは4325mAh。iPhone 15 Proは3274mAhで、iPhone 14 Proは3200mAh。この3機種はどれも前作との容量差は70ほどだ。iPhone 14シリーズに関しても、数値の出所は中国の認証機関データベースだ。

また、Apple公式サイトを見るとiPhone 15シリーズの各モデルの駆動時間(ビデオ再生時間)は、iPhone 15は20時間、iPhone 15 Plusは26時間、iPhone 15 Proは23時間、iPhone 15 Pro Maxは29時間となっていて、これはすべてiPhone 14シリーズの前モデルとまったく同じとなっている。これを見ると、バッテリー容量が大幅に増えるといったうわさもあったために、がっかりしている人もいるかもしれない。

だが、iPhone 15 Pro Maxを見てみると、iPhone 14 Pro Maxより約20gも軽量化しながらバッテリー容量が増えているので、これは賞賛に値するのではないだろうか。ボディの素材をステンレススチールからチタンに変えた賜物だろう。iPhone 13シリーズと、iPhone 14シリーズとの差よりも、今回の差の方が大きくなっていることも、評価できるのではないだろうか。

いろいろな観点からみていると、毎回力を入れている点が違うこともわかって、いっそう興味深い。

引用元:【MySmartPrice
参照元:【MacRumors
参照元:【IT之家

オトナライフ編集部
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