ニューズドテックは9月19日より買取店（古物商取り扱い事業者）向けのオンラインサービス「スマホカルテPro」を開始した。スマホの買取に必要な査定項目をガイダンスすることで、高度な専門知識を持たない買取店のスマホ買取業務を支援する。
中古スマホ需要増大にともない買取店舗も増加。一方で課題も……
「iPhone 15」シリーズの正式発表が話題になったばかりだが、現在の円安の影響に加えて、高機能化が進むにつれてスマホの価格も高騰。新機種を発売すぐに手に入れるのは厳しい、という人も多いだろう。実際、個人・法人を問わず、中古スマホの需要は増加。ニューズドテックが運営する中古スマホ販売サイト「みんなのすまほ」でも、2023年8月度の販売台数は昨年同月比で1.44倍と好調に推移。iPhoneとAndroidの販売数比率では、Androidが6割を占めており、中古スマホ全体の利用が広がっているという。
中古スマホ需要の増加に合わせて、スマホの買取を行う店舗も年々増加しているが、一方で課題も見えてきたようだ。ひとつは、スマホの高機能化により、専門知識を持つ担当者の在籍時間に頼る割合が増加。タイミングが合わず競合店に流れてしまう機会ロスの発生。
もうひとつは、知識が足りないために、最終的に取りつぐ、スマホ買取専門業者の見積もりを“上回る”価格で買取ってしまうケースの増加だ。これらの課題により、なかなかスマホ買取に注力できない店舗もあるようだ。
新たにスタートした「スマホカルテPro」は、そのような買取店のための支援サービス。お客から査定依頼があったスマホの査定価格を接客中に眼の前で提示でき、商談成立までを誘導する。
専門知識がなくてもOK! すぐに適正買取価格を提示、利用料も無料
「スマホカルテPro」の使い方は簡単だ。ログイン後、お客から預かったスマホを検索し、表示される査定項目に従って査定するだけ。マホ買取専門業者へ取りつぐ際の最終見積りに近い買取価格を提示してくれる。査定方法を詳細に説明した動画も用意（※9月末ローンチ予定）されており、査定のポイントを学ぶこともできる。初期費用や月額費用は、一切不要だ。利用できるのは古物商を取り扱う事業者で、オンライン登録にて審査を行い、承認後にログイン情報が発行される。
ニューズドテックでは「買取促進につながるコンサルティングの提供や、査定スキルアップ向上を目指す講習会の実施など、さまざまなサービスを定期的に行っていく予定」とのこと。投資のリスクを憂慮して、二の足を踏む買取店も少なくないだろうが、iPhone 15の買い替え需要期と相まって中古スマホ市場の買取相場が通年以上に高騰している現在、一度チェックしてみることをオススメする。
出典元:【ニューズドテック/PR TIMES】
引用元:【スマホカルテPro】
※サムネイル画像は（Image:「ニューズドテック」プレスリリースより引用）