日本では2023年9月22日から発売されるiPhone15シリーズ、およびiPhone15 Proシリーズだが、それの台湾における予約状況ついてChina Timesは 9月19日の記事で言及している。台湾でも同じく9月22日から発売されるというが、あちらでは、どのスペックの機種が人気となっているのだろうか。それでは、China Timesの記事ついてご紹介していくこととしよう。
ハイエンドモデルに人気が集中
台湾におけるアップル最大の代理店、ディライトのゼネラルマネージャーである黄莉蓉氏によると、iPhone 15の事前購入は前回比成長しているそうで、iPhone 15シリーズにおいては2〜3%伸びそうだという。
ハイエンドのProシリーズは、依然として台湾のアップルファンに最も支持されているモデルであり、デパートの周年祭とも発売時期が重なっていることもあるため、年明けにはiPhone 15シリーズが品薄になることまで予想されている。
実際、シリーズ別の予約比率では、iPhone 15 Proが42%、iPhone 15 Pro Maxが39%、iPhone 15が11%、iPhone 15 Plusが8%となっている。この調査報告を見れば、iPhone 15 ProシリーズにおいてもiPhone 14 Proシリーズに引き続き、Proシリーズの人気が圧倒的なことは明らかだ。
iPhone 15 Proシリーズ、2モデルの合計は81%にも達しているものの、一方で、iPhone 15シリーズにおいては、広角カメラが4,800万画素になり、Dynamic Islandが搭載されたにもかかわらず、2モデルをあわせても19%にとどまっている。
とくに、iPhone15 Plusは、iPhone14 Plus同様に人気が低調で、miniモデルに続き、Plusモデルの存在価値が問われかねない状況となっているという。
日中で異なる人気
また、本体カラーとして最も人気を集めているのは、iPhone 15 Proシリーズの新色であるナチュラルチタニウムで、40%近くの消費者が好んで購入しているという。なお、iPhone15シリーズでは、ピンクが最も人気のカラーとなっている。また、容量面においては、50%以上の消費者が256GBモデルを好んで購入しているそうだ。
Delight Digitalが実施した調査によると、20%の消費者は、ユニバーサル、エコフレンドリー、急速充電機能を備えたUSB-C充電ポートを採用した新しいiPhone 15 Proシリーズの新機能に、最も感銘を受けているという。また、iPhone 15 Pro、およびiPhone 15 Pro Maxの購入を予定している消費者の20%は、Proシリーズのチタンカラーのデザインバリエーションに魅力を感じているそうだ。
日本では、より安価で、ポップなカラーのものが好まれる印象があるが、お国が変わればまったく異なり、より高価でスペックの高いモデルが人気だということがわかった。あなたがiPhone 15を購入するとしたら、どのモデルを選ぶだろうか。
引用元:【China Times】
参照元:【iPhone Mania】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)