iPhone 15 シリーズ「転送前にiOS 17.0.2へアプデ」を推奨 – データ移行時に不具合発生の恐れ

発売されたばかりの「iPhone 15」シリーズの購入を前に心躍るユーザーもいることだろう。ただ、購入後の思わぬ落とし穴が話題になっている。他のiPhoneからデータを移す際には、データ移行の前にデバイスを「iOS 17.0.2」にアップデートしないと不具合が発生する恐れのあることが、Appleの公式ドキュメントから判明した。

iPhone 15にデータを転送すると、Appleロゴの表示状態で固まる可能性が

Appleの公式ドキュメント

Apple公式サイトでも不具合発生時の対処法を紹介している。購入前にぜひ一読を(画像は「Apple」公式サイトより引用)

iPhone 15シリーズの発売以降、データ転送時の不具合が散見しているのか、Apple公式サイトでは「以前のデバイスから転送するときに、新しいiPhoneがAppleロゴに引っかかった場合」と、題したトラブルシューティングページを公開している。

iPhoneシリーズにはデータを転送する方法として、①「iCloud」を使用する方法、②デバイスを近くに置きBluetoothを使って、直接データ転送を行う2種類の方法がある。Appleによれば、iPhone 15をiOS 17.0.2にアップデートする前にデータを転送しようとすると、Appleのロゴが表示されたまま動かなくなる可能性があるようだ。

修正版「iOS 17.0.2」に対応しているのは、iPhone 15シリーズのみ

iOS17.0.1

iPhone 15シリーズ以外のユーザーは、OSアップデートをもう少し待つのもありだ

iOS 17は2023年6月からテストが開始され、iPhone 15シリーズ発売に先立ち9月19日に正式リリースされた。本体を横向きに立たせた状態で充電すると、時計やカレンダー、天気予報などが表示される「スタンバイ機能」や、Air Dropで簡単に連絡先の交換が行える「ネームドロップ機能」など、新要素も満載だ。

さらに、ウイジェットの使い勝手向上など大型アップデートにふさわしい内容だが、一方で、リリース直後からさまざまな不具合も報告されており、その中には、今回の「iPhone 15シリーズにデータ転送が行えない」というものも含まれていた。Appleは先に、修正版の「iOS 17.0.1」を配信していたが、今回のiOS 17.0.2はiPhone 15シリーズのみに提供されており、上記データ転送にまつわる問題点を改善したものと考えられる。

ただ、他にもまだ不具合の報告はされているし、現時点では、まだiOS 17に対応していないアプリも少なくないため、挙動がおかしくなるケースも散見されている様子。iPhone 15シリーズを購入した人は、取り急ぎアップデートすることが重要だが、iOS 17の新機能を急いで使わなくても構わない、というユーザーであれば「iOS 17.1」ぐらいまで待つのが得策かもしれない。

引用元:【Apple
参照元:【MacRumors

※サムネイル画像(Image:Yogi c / Shutterstock.com

オトナライフ編集部
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