Googleは10月12日、Androidスマートフォン「Google Pixel 8」「Google Pixel 8 Pro」を発売する。ちまたはiPhone 15シリーズで賑わっているが、PixelシリーズといえばGalaxyシリーズとともに、iPhoneブランドに迫る人気を誇る。GoogleストアのほかNTTドコモ、ソフトバンク、auの各キャリアでも販売される注目機種。はたして、そのスペックとは。
プロセッサはともに「Google Tensor G3」搭載。Pixel 8/Pixel 8のスペックを比較
スタンダードモデルに位置づけられる「Pixel 8」は約6.2型「Actuaディスプレイ」を搭載する。アウトカメラは二眼構成、広角カメラは、5,000万画素で内蔵ストレージは128GB、256GBであることから写真や動画のヘビーユーザーにも対応したスペックといえる。
「Pixel 8 Pro」は約6.7型「Super Actuaディスプレイ」を採用。解像度は1344×2992ピクセルで、『Google Pixel史上、最も明るいディスプレイ』がうたい文句だ。カメラシステムにはプロレベルのカメラが搭載され、暗所撮影や自撮りで“違い”を発揮する。動画処理にも長けており、手振れや明るさ調整もお手の物だ。
「ベストテイク」で人物の表情を自由に差し替え。邪魔な音を消せる「音声消しゴムマジックも」
やはり気になるのはカメラ周りだが、Googleフォトの新機能として、まず注目したいのが「ベストテイク」だろう。これは、「写真に収まっている人の“表情”を変えられる」というもの。端末内の写真から同一人物の顔を探し出し、差し替えることが可能だ。複数人写っている場合、1人ずつ差し替えられる。
また、おなじみの「消しゴムマジック」を応用して実現した、という「編集マジック」機能も搭載。被写体(オブジェ)の位置や、大きさを変えることが可能だ。
消しゴムマジックといえば、今度は動画編集でも新機能が追加。「音声消しゴムマジック」で、動画内の余計な音声データを抽出して削除することが可能になった。周囲の車の走行音やクラクションなどを消して、自分の声だけ残すといったことができる。
OSアップデートや、新機能提供(Feature Drops)、セキュリティ更新については、「Pixel 7/7 Pro」の最長5年から、最長7年へとさらに延長された。Googleによれば、ユーザーに「できるだけ長く使ってもらう」ためとのことだが、それは「長く使ってもらえる」端末だという自信があることの裏返し、とも言えるだろう。
なお、10月20日までにGoogelストアでPixel 8/8 Proを購入すると、下取りの払い戻しやストアクレジットの特典付きで、実質39,800円から購入できるキャンペーンを実施中。また、購入者には「Googleストア限定 Google Pixel ポーチ」のプレゼントも行っている。
海外ニュースメディアでは「日本人のiPhone離れ」がささやかれる中、Pixel 8/8 Proがどこまで売り上げを伸ばすか、大いに注目される。
引用元:【Googelストア 1 / 2 / 3 / 4】
参照元:【Bloomberg】
※サムネイル画像は(Image:「Googelストア」より引用)