iOSインストール率が調査会社Mixpanelの集計から明らかになった。それによると、2023年10月7日時点でiOS 17のインストール率は23.83%だった。これは全バージョンを合計したもの。他にも、iOS 16は全バージョンの合計が64.01%、iOS 15が全バージョンで4.32%だった。iOS 17は9月19日にリリースされたが、まだ使用しているユーザーが少ないことがわかった。
最新のiOS 17 インストール率は23.83%で意外と低いかも
最近ちらほら、iOS 17という単語を聞くことがあるが、iPhoneをお使いのみなさんはバージョンアップしているだろうか。調査会社MixpanelがiOSのインストール率の集計結果を発表している。それによると、2023年10月7日時点でiOS 17のインストール率は、全バージョンの合計で23.83%だった。iOS 17は9月19日にリリースされ、2週間半ほどで4分の1以下のユーザーにしか使われていない、という結果だ。
筆者はこういった事象に疎いので、当然の如くバージョンアップできていなかったのだが、世間のユーザーも、あまり対応していないことに少し驚いた。
iPhone 15 Proシリーズの発火問題を解消するためiOS 17.0.3をリリースしたが、実際はまだアップデートが進んでいないのかも
というのも、いつもメッセージが来てアップデートしなければならないことに気づき、夜の就寝中に充電しながらするものと思い込んでいたので、就寝時にアップデートのことを忘れ去ったまま何晩も過ぎ去ってしまった…こともあり、それほどのんびりしている人は少数派だと思っていたからだ。
そして今回、記事を書くにあたり、自分のiPhoneを確認すると、iOSは16.7だったのでアップデートすべきことに気づいた。メッセージを読み落としたのか、それとも、あのメッセージはさらに時間が経ってからくるものなのか。自動アップデートはオンに設定しているのに、手動でアップデートする状況がよくわかないが、とりあえずアップデートを試みている。
Mixpanelの調査によると、iOS 16の全バージョンの合計が64.01%なので、筆者は最多のカテゴリーに属していることがわかって、ほっとした。さらに、iOS 15が全バージョン合計で4.32%とのことだ。
バージョン毎のインストール率の数値もあり、iOS 17を見ると17.0.3が9.27%、17.0.2が10.58%、17.0.1が1.86%、17.0が2.12%だ。iOS 16で一番多いのは16.6.1で、35.61%だった。
Appeは、iPhone 15 Proシリーズの発火問題を解消するためにiOS 17.0.3をリリースしたが、大半のユーザーは最新のバージョンにアップデートしていないことがわかった。
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