格安携帯キャリア「X-mobile」が10周年を期に、実業家の堀江貴文氏と「ホリエのWiFi」が2023年10月10日に発売された。月間300GBの容量が使い放題で、税込み4180円のモバイルWi-Fiルーターのサービス。151の国とエリアでも利用可能だ。1日に使えるデータ容量は最大10GBで、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの4G LTE回線に接続でき、最適な通信キャリアの回線を自動でキャッチする。
「ホリエのWiFi」月300GBもの大容量が、使い放題で月額4180円
実業家の堀江貴文氏は、エックスモバイルと2023年3月にLCCブランド「HORIE MOBILE」を開設したが、新しく提供するWiFiの新プランを発表した。その名も「ホリエのWiFi」は、月に300GBの大容量で、1日10GBまで使用することができる。堀江氏は、参考例として「10GBあればYouTubeを360p(標準画質)で、1日あたり約41時間視聴、webページは約4万回閲覧に相当する」としている。
堀江氏自身、実際は1日10GBも使う方が難しい、と述べて大容量をアピールしている。また、最大10台同時接続可能で、家族や友人で共有することが可能。そして驚くべきは、”大手3キャリアの回線がすべて使用可能”だということ。エリアによって、最適なキャリアを自動で切り替えてくれる。
「SIMフリーかつ実質的に使い放題」の時代が到来
そして、このサービスは切替接続などなしに、151の国とエリアでも使用可能となっている。だが、キャリアの国際ローミングサービスに比べて割高なようで、海外でも頻繁に利用したいといった人は、じっくり検討する必要がありそうだ。
モバイルWiFiルーターの端末代金は2万1,120円で、本体には「クラウドSIM」と呼ばれるバーチャルなSIMカードを内蔵されていて、ユーザーがSIMの差し替えなどする必要はない。
堀江氏はサービス誕生の背景として、かつて使い放題といううたい文句でのサービスがあったが、3大キャリアがSIMロックを設けていて、SIMフリーのルーターを選べないことがひっかかっていたようだ。だから「SIMフリーかつ実質的に使い放題」を全面に押し出したサービスが誕生したのだ。
氏は付加価値についてもアピールしており、ホリエのWiFiは、堀江氏によるユーザー限定オリジナルコンテンツが無料で利用可能としており、ビジネス情報などが受け取れたり、氏がプロデュースする「小麦の奴隷」のカレーパンを毎月1個進呈されるといったサービスを付帯。
すべてのキャリアに接続できることから、いざというときにつながる可能性が高いとして、堀江氏自身「個人的にも結構、使えるんじゃないかと思っています」と語っており、本人お墨付きの優良サービスといえそうだ。
出典元:【エックスモバイル】
※サムネイル画像は(Image:「エックスモバイル」プレスリリースより引用)