中古iPhoneの購入を検討しているなら、Appleが公開したガイドは必読だ。オンラインでの購入ポイントや、部品の確認方法まで、購入のリスクを回避するヒントが満載である。信頼できる販売者選びから、iOS 15.2での部品情報のチェック方法まで、安心して中古iPhoneを手に入れるためのステップを紹介していこう。
Apple公式! 中古iPhone購入の注意点とチェックリストを大公開
Appleは10月11日(現地時間)、中古iPhoneの購入ガイドとして英語のサポートページを公開した。このガイドの中で、Appleは中古iPhoneの購入時に注意すべき点やチェックポイントを解説している。とくにオンラインで中古iPhoneを購入する時は、以下の6つのチェックポイントが重要だ。
1.信頼できる販売者から購入する
2.返品ポリシー(返品可能な期間、返品条件、 返品方法)などを必ず確認する
3.販売者が中古デバイスを認定しているか、またその認定プロセス(検査内容)を確認する
4.(可能であれば)iPhoneの物理的な損傷の有無、バッテリーの状態、iPhoneの部品やサービス履歴を調べる
5.iPhoneにアクティベーションロックがかかっている場合は、購入を避ける
6.iPhone到着後、その動作や状態をしっかりと検証し、予想と異なる場合は返品する
現時点では、Apple公式によるこのガイドの日本語版は用意されていないため、参考にしていただきたい。
中古でも安心! Apple公式ガイドで安全な購入を
Appleは、店舗での購入時や購入後にiPhoneの動作チェック、そして過去の修理で、非純正部品が使われているかどうかの確認方法についても詳しく解説している。とくにiOS 15.2以降のバージョンでは、iPhoneの部品交換の有無や、非純正部品の使用の情報を簡単にチェックすることができる。その確認方法は以下の通りだ。
1.「設定」から「一般」へ進み、「情報」を選択する。
2.もし部品が交換されている場合、シリアル番号の下部に「部品とサービス履歴」というセクションが表示される。
3.「Apple純正部品」と表示されていれば、その部品はAppleの純正品を使い、適切な手順で修理されている。
4.逆に「不明な部品」というラベルがある場合、その部品は正規のものではない、または取り付けが不完全である可能性がある。この場合、部品が非純正部品と交換されているか、あるいは、他のiPhoneで使われていた部品が使われていることを示唆している。
中古iPhoneの購入を考えている方は、参考にしてみてはいかがだろうか。