iOS 17.1を10月25日にリリースしたばかりのAppleだが、iOS 17.2を12月ごろにリリース予定としている。iOS 17やiOS 17.1で発生していたWi-Fi接続に関する問題を修正するためだと、海外メディアiClarifiedが報じている。これにより、接続が途切れる、Wi-Fiが遅くなるといったことはなくなりそうだ。
iOS 17.2 12月頃リリース予定「接続が頻繁に切れる」といった問題を修正
10月25日にiOS 17.1がリリースされたばかりだが、iOS 17.2を12月ごろにリリースすると海外メディアiClarifiedが報じている。iOS 17以降で発生しているWi-Fiが遅くなる、Webページの表示が遅い、常にバッファリング状態になる、接続が頻繁に切断されるといったことがiOS 17.2で修正されるという。Wi-Fiを一度オフにし、再度オンにすることで一時的に解決できていたが、iOS 17.2がアップデートできればその必要はなくなる。
実は、開発者と登録ユーザー向けにiOS 17.2のベータは、先日リリースされている。設定画面から一般＞ソフトウェアアップデート＞ベータアップデートに進み、パブリックベータかデベロッパーベータを選択し、1つ前の画面に戻ってアップデートすることができる。
だが、あくまでベータなので、Wi-Fi以外の不具合が発生する可能性がある。ということで、正式なiOS 17.2のリリースまでは、Wi-Fiをオフにしてオンに戻すといった方法でしのぐしかなさそうだ。
「ジャーナル」アプリや新しい天気と時計ウィジェットなど機能が追加
iOS 17では、2台のiPhoneを近づけるだけでSharePlayセッションがはじまったり、ウィジェットから音楽をかけたり、充電中のiPhoneを横向きに置くとフードデリバリーの状況が見られたり、Siriを使ってハンズフリーで天気予報のチェックやタイマーのセットが簡単にできるなど、あらゆる機能が追加された。
iOS 17.2でも、iPhoneからの提案に沿って、毎日の記録をつけられる「ジャーナル」アプリが追加されているし、iPhone 15 Proシリーズに搭載されているアクションボタンで翻訳アプリの起動、Apple Musicのコラボプレイリスト・お気に入りに登録した曲のプレイリスト、新しい天気と時計ウィジェットが追加される。問題の修正だけではなく、新しい機能も追加されるとあって楽しみだ。
ただ、ジャーナルアプリは今現在、iPadOS17.2や、macOS14.2のベータでは提供されていない。
引用元:【Apple】
引用元:【MacRumors】
引用元:【iClarified】
※サムネイル画像（Image:Koshiro K / Shutterstock.com）
