「日本人はiPhone好き」という話をたびたび耳にするが、周りを見ると、Androidを使っている人もよく見かける。この話ははたして本当なのだろうか。MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所が「2023年9月スマートフォンOSシェア調査」を実施。公表された調査結果から、メイン利用しているスマートフォンのOSについて、iPhoneとAndroidがほぼ半数であることがわかった。
9月スマートフォンシェア調査の結果が明らかに
MMD研究所が行った「2023年9月スマートフォンOSシェア調査」は、18~69歳の男女4万人が対象。インターネット上で2023年9月22日~27日に実施された。
メインで利用しているスマートフォンの機種を把握している3万4564人を対象に、メインで利用しているスマートフォンのOSについて聞くと「iPhone」が50.0%、「Android」が49.7%、「その他」が0.3%だった。
年代別に見ると、iPhoneを利用しているのは10代女性がもっとも多く、Androidを利用しているのは60代男性がもっとも多い結果に。男女ともに、若い世代はiPhoneの利用率が高い傾向であることが判明した。つまりiPhoneとAndroidは、ほぼ半数ずついるということになり、「iPhoneを使っている=若者の証」といえるのかもしれない。
メイン利用しているスマホ機種のランキング
さらに、メインで利用しているスマートフォンと契約している通信サービスについてたずねると、iPhoneを利用している人で「オンライン専用プラン」がもっとも多く61.9%、ついで「キャリアサブブランド」が55.7%だった。Androidは「MVNO」がもっとも多く63.0%となった。
現在メインで利用している端末についても調査。iPhoneユーザーは「iPhone SE」が22.6%でもっとも多く、ついで「iPhone 13」が17.6%、「iPhone 12」が16.8%だった。調査を行った月に発売された最新機種「iPhone 15」シリーズも3.0%で、一定のユーザーがすぐに購入したことがわかる。
一方、Androidユーザーは「AQUOS」がもっとも多い28.0%で約3割を占める結果に。「Xperia」「Galaxy」などが続いた。
次回購入を検討している端末を質問すると、iPhoneユーザーからはiPhone 15を挙げる声が半数以上も寄せられ、圧倒的な人気に。AndroidではXperiaがトップで、AQUOSからの乗り換えを検討している人もいるようだ。
出典元:【MMD研究所】
※サムネイル画像(Image:Rokas Tenys / Shutterstock.com)