iOS 17の新機能、自分で撮った写真から「ステッカー」を作成してみた!

iOS 17ではさまざまな新機能が追加されていますが、そのなかに「ステッカー」という面白い機能があります。これは自分のiPhoneで撮った写真からオリジナルのステッカーを作成できというもの。もちろん、作成したステッカーはメッセージやLINEなどに貼り付けて送ることができます。そこで今回は、iOS 17の新機能「ステッカー」の作り方と使い方を紹介しましょう。

iOS 17なら自分で撮った写真からオリジナル「ステッカー」が作成できる!

2023年9月にリリースされたiOS 17では、チェックイン(到着確認)機能や連絡先ポスターなど、さまざまな新機能が追加されています。

そのなかでも非常にユニークなのが、写真からオリジナルの「ステッカー」を作成できる機能です。

iOS 16では、写真の背景から被写体を切り抜く機能が搭載されましたが、iOS 17の「ステッカー」機能はその進化系。切り抜いた画像が「ステッカー」としてキーボードに登録され、文字入力時に選択できるようになるのです。

また、写真だけでなくミー文字を切り抜ぬくこともできますし、3秒動画のライブフォト(Live Photos)を使うことで、動く「ライブステッカー」を作成することまで可能となっています。

作成したステッカーはメッセージアプリなどで手軽に貼り付けることができますので、iPhone標準の絵文字に飽きてしまった人は、ぜひ試してみてください。

iOS 17では、自分で撮った写真を切り抜いて簡単に「ステッカー」にできます。しかも、メッセージアプリやLINEなどに貼り付けて送信することも可能です

自分で撮った写真から「ステッカー」を作成するのは簡単!

iOS 17では、誰でも簡単に自分で撮った写真から「ステッカー」を作成できます。

それでは実際にステッカーを作成してみましょう。まず、iPhoneの写真アプリを開いて、ステッカーにしたい写真を表示します。

次に、切り抜きたい部分を長押しすると輪郭が光って、メニューに「ステッカーを追加」が表示されます。

これをタップすると自動的に「ステッカー」の画面が開き、切り抜いた画像が追加&保存されるのです。

ただし、対象物の境界線がハッキリしない写真だと上手く切り抜くことができない場合がありますので、ご注意ください。

また、ステッカーには白いフチを入れる「アウトライン」や、立体感のある「ぷくぷく」といったエフェクトをかけることも可能ですので、自分の好みでいろいろ試してみてくださいね。

写真から「ステッカー」を作る手順

iPhoneの写真アプリからステッカーにしたい画像を選び、切り抜きたい被写体を長押しします(左写真)。すると輪郭が光ってメニューが表示されるので「ステッカーに追加」をタップしましょう(右写真)

自動的に切り抜いた画像が登録されるので、「エフェクトを追加」を選択します(左写真)。これでステッカーが作成されました。画面右上の「×」を押して閉じましょう

メッセージで作成したステッカーを送ってみよう!

ここからは作成したステッカーの使い方を解説します。

ステッカーはキーボードに登録されていますので、メッセージアプリやメモアプリなどでそのまま貼り付けることが可能です。

ここではメッセージを使って使用方法を紹介しますが、まず、メッセージを開いたらiPhoneのキーボードの「+」や絵文字アイコンからステッカーを呼び出しましょう。

あとは、先ほど作成したステッカーのなかから好みのものを選べばOKです。

メッセージでステッカーを貼り付け&送信する手順

メッセージアプリを起動したら(左写真)、送信したい相手を選んでメッセージ入力画面が開き、ソフトキーボードの「+」アイコンを押します(右写真)

するとメニューが開くので「ステッカー」を選択(左写真)。自分で作成したステッカーが表示されたら、好みのものをタップします(右写真)

プレビューが表示されたら青い矢印アイコンをタップ(左写真)。これでステッカーが貼り付け&送信されました(右写真)

iPhoneに最初から入っているメッセージアプリやメモアプリでは、自分で作成したステッカーをそのまま送信できました。

もちろん、「LINE」や「Instagram」でもこのステッカーを貼り付け&送信することが可能なのですが、残念ながらこの場合は背景が付いた画像として表示されます。

LINEでステッカーを挿入する手順

まず、LINEのトーク画面を開いたら、ソフトキーボードの絵文字アイコンを押します(左写真)。ステッカーの一覧が表示されるので好みのものを選択しましょう(右写真)

LINEのプレビュー画面が開きますので、送信をタップ(左写真)。ステッカーが送信されますが、残念ながらLINEでは背景付きになってしまいます(右写真)

まとめ

いかがでしょうか?  単調になりがちなショートメールも自分で作成した「ステッカー」を使うことで気分が上がりますよね。

LINEやInstagramでも作成したオリジナルステッカーを利用できますが、こちらは背景が付いた状態で送信されます。

なお、iPhoneで撮影したライブフォト(Live Photos)で動くライブステッカーを作成すれば、もっとインパクトのあるステッカーになりますので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか?

オトナライフ編集部
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