台湾メディア「IT之家」が、日本でiPhone 15シリーズの発売直後にiPhone 13 miniと、iPhone 12miniの販売台数がそれまでの2倍に増えたと伝えている。また、iPhone 13 miniの中古品の販売台数も増えているとしており、日本人はディスプレイサイズが小さいモデルがよほど好きなのだろうと見解を述べている。一方、お隣の韓国では、小型iPhoneとしての人気はiPhone 15に集まっている。
日本での「iPhone 13 mini」の人気持続 台湾メディアに不思議と注目される
上の写真のように、Apple ストアで「iPhone 13 mini」と「iPhone 12 mini」を見ることはできない
台湾のメディア「IT之家」は、日本のiPhoneの人気機種が「iPhone 13 mini」なのが不思議なようだ。日本でなぜ、iPhone 13 miniの人気が衰えないかを報じている。小型のiPhoneとして親しまれていたiPhone 13 miniと、iPhone 12 miniはApple ストアでの販売を終了しているが、日本ではiPhone 15シリーズの発売直後に、iPhone 13 miniとiPhone 12 miniの販売台数がそれまでの2倍になっているという。さらに、iPhone 13 miniの中古品の販売台数も増加していると紹介されている。
お隣の韓国では、「小型モデルは”iPhone 15″」という風に解釈されているようであり、人気が高く販売台数が伸びているようだ。それに、前ほどSamsung Galaxyシリーズを選ぶ傾向は見られないという変化があるようだ。
日本で「iPhone 13 mini」が人気なのはなぜなのか 日本人はコンパクトなものが好み!?
なぜ、日本ではiPhone 13 miniの人気が持続しているのだろうか。1つは、もうApple ストアでは販売を終了しており、市場に出回っている在庫がなくなれば手に入らない、といった点があるのではないだろうか。これは世界的にも同じ条件なので、なぜ日本人だけが? といった理由としては不十分かもしれないが、「欲しいと思った時に買えない可能性」というのに、日本人は弱いのではと推測される。
また、筆者の個人的な見解だが、日本人はコンパクトなものが好きというのもあるのではないか。日本は家電から日用品までコンパクト好きという印象がある。ちまたでは「場所を取らない」というフレーズが謳い文句の商品をよく目にする。海外の商品に目を向けると、片手で洗濯機に注ぐには、かなり負担なのではと思われるビッグサイズの洗濯洗剤や、2リットルの牛乳パック、2キロの塊肉、バケツかと思われるサイズの容器に入ったヨーグルトなどがある。
コストコにはじめて買い物に行った時の商品サイズの衝撃は日本人には大きかったと思うが、海外のものはだいたい日本の標準サイズより大きい。ヨーロッパに住んでいた時『日本ではこのサイズの掃除機はまず売れないだろう』というサイズのものが標準サイズで売っていたのも、「サイズ」に関する考えの違いを表しているように思う。
ここで例に出したのは欧米でのことが中心だったが、同じアジア人の中でも、台湾や韓国より日本人はコンパクトなものが好きな傾向があるのではないか。
引用元:【IT之家】
参照元:【iPhone Mania】
※サムネイル画像(Image:Uldis Laganovskis / Shutterstock.com)