毎年続々と新機種が発売されるスマホ市場ですが、一方で十分な機能を満たしながらも低価格で購入できる中古のスマホやタブレットにも根強い人気があるようです。株式会社ウェイブダッシュが運営するフリーマーケットサイト「ムスビー」では、2023年11月に実際に取引のあった中古スマホ・中古タブレットの取引数ランキングを発表しています。その結果を見ていきましょう。
総合1位は根強い人気の「iPhone SE(第2世代)」
まずは、2023年11月にムスビーで取引が成立した中古スマホの総合ランキングを見ていきます。第1位となったのは、2020年4月に発売された「iPhone SE(第2世代・SIMフリー国内)」。平均価格2万2111円で、前月と比較して122円の高値となっています。
第2位は2017年9月に発売された「iPhone 8(SIMフリー国内版)」で、平均価格1万3293円。iPhone SEのベースとも言われる同モデルは、アップルのサポートも継続しており、iOS16が利用できることから、その価格以上に十分な機能を備えていると考える人も多いようです。
続く第3位は、2019年9月に発売された「iPhone 11(SIMフリー国内版)」で平均価格3万6884円、第4位は2020年10月に発売された「iPhone 12(SIMフリー国内版)」で平均価格5万4925円、第5位は2022年3月に発売された「iPhone SE(第3世代・SIMフリー国内)」で平均価格5万2101円。総合ランキングの上位10位までをすべてiPhoneが占めるという結果になっています。
タブレットでも「iPad」が上位を独占
では、総合ランキングで10位以内に入らなかったAndroidに絞って2023年11月の中古スマホ取引数ランキングを見ていきましょう。第1位は2022年夏に発売された「AQUOS wish2 SH-51C(NTTドコモ)」で、平均価格は1万3029円。第2位は2023年5月に発売された「Google Pixel 7a(SIMフリー国内版)」で平均価格は5万8123円、第3位は2022年夏に発売された「Xperia Ace III SO-53C(NTTドコモ)」で平均価格は2万1548円となっています。
ランキング10位以内に入ったiPhoneには2016年発売の機種もあったのに対し、Androidはここ1~2年の比較的新しいモデルのみに人気が集中していることがわかります。
最後に、2023年11月の中古タブレット取引数のランキングを見ていきます。スマホ同様、上位はiPadが占めており、第1位が2021年9月発売の「iPad(第9世代)」で平均価格4万3763円、第2位が2018年3月発売の「iPad(第6世代)」で平均価格2万2377円、第3位が2019年9月発売の「iPad(第7世代)」で平均価格3万404円となっています。
2023年11月の中古スマホ・中古タブレット市場も引き続きAndroidよりもiPhone・iPadの人気が高いようです。買い替えや買い増しを予定している人はこの結果を参考にしてみてください。
出典元:【株式会社ウェイブダッシュ/PR TIMES】