iPhoneナンバリングシリーズの過去のモデルをベースに、廉価版としては発売されているiPhone SEシリーズ。最新のモデルと比較するとスペックは控えめだが、普段使いとしては申し分なく、買い求めやすいため人気だ。今回はiPhone SEシリーズの最新モデルについての新たな情報を紹介する。
バッテリー容量が前モデルの1.5倍に
アメリカの情報メディア「MacRumors」はiPhone SE(第4世代)について、Appleの社内文書より同モデルに搭載されるバッテリーがiPhone 14と同じであることが確認されたとことを明かした。
iPhone SE(第4世代)は以前より「iPhone 14をベースに廉価版として発売されるのではないか」という噂が流れていたが、今回発表された情報により、その噂の信憑性が増したといえよう。
また、今回のモデルに搭載されるバッテリーがiPhone 14と同様のものであるとすると、前モデルのiPhone SE(第3世代)と比較してバッテリー容量は約1.5倍に。2022年3月に発売されたiPhone SE(第3世代)は、当時のモデルとしてはバッテリー容量が小さく、充電の持ちを懸念する人もいたため、バッテリー容量が大きくなったことはiPhone SEユーザーにはうれしい発表だろう。
USB Type-Cやアクションボタンが導入される?
MacRumorsによると、iPhone SE(第4世代)は2025年春頃の発売だと予想されており、iPhone 14と同様に5Gモデムが搭載されているという。基本的にはiPhone 14と同じように思われるが、そのまま廉価版として発売されるのではなく、違いもいくつかあるようだ。
1つ目の違いとして、iPhone 14がデュアルカメラであるのに対し、iPhone SE(第4世代)はリアカメラがシングルとなっている。1眼となってしまったが、このシングルカメラは新たに開発されたもののようで、画素数だけならiPhone 15に匹敵するほど。Appleの社内文書では、この変更がとくに重要視されているという。また、iPhone 14にはなかったUSB Type-Cに対応し、アクションボタンが採用されるといったiPhone 15の仕様も一部搭載される予定だ。
価格などは不明だが、iPhone 15よりは安価になると考えられるため、iPhoneの買い替えを検討しながらもスペックをそれほど求めていない人は、ナンバリングシリーズよりもiPhone SE(第4世代)のほうがよいかもしれない。
引用元:【MacRumors】
※サムネイル画像は(Image:「Amazon」公式サイトより引用)