2023年9月、iPhone 15の発売に合わせて「iOS 17」がリリースされました。その後、何度かiOSのアップデートが行われてきましたが、23年12月19日には最新版の「iOS 17.2.1」がリリースされています。今回は「特定の条件下でバッテリーが速く消耗する問題」が解決されているとのことなので、その内容を詳しく解説しましょう。
23年12月19日リリースのiOS 17.2.1は何がどう変わった？
23年9月19日、iPhone15の発売と同時に「iOS 17」がリリースされましたが、その2日後には「iOS 17.0.1」を発表。
さらに9月27日には「iOS 17.0.2」、10月4日には「iOS 17.03」、そして12月11日は新機能を追加した「iOS 17.2」がリリースされ、iOS 17はセキュリティ強化と新機能が追加されてきました。
そのようななか、23年12月19日には早くも最新版の「iOS 17.2.1」が発表されたのです。
今回のiOS 17.2.1では「特定の条件下でバッテリーが速く消耗する問題」が解決されています。
iOSのアップデートはiPhoneの設定から「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認できるので、アップデートの状況を確認してみてください。
こちらが23年12月19日にリリースされたiOS 17.2.1です。今回は特定の条件下でバッテリーの減りが速い問題を解決しているようです
「iOS 17.2.1」では何がどう変わった？
iOSのアップデートでは、さまざまな新機能やバグ修正、セキュリティの強化が追加されることがありますが、今回のiOS 17.2.1では特定の条件下でバッテリーの減りが速い問題を解決しただけで、それ以外の修正は行われていないようです。
Apple公式サイト「Apple security releases2」ページで確認すると、“This update has no published CVE entries.（このアップデートには公開された CVE エントリはありません。）”とあり、バグ修正やセキュリティアップデートなどもないことが確認できます。
●Apple「Apple security releases」は→こちら（英語）
こちらはiOS 17.2.1に関するApple公式サイト。iOS 17.2.1では「このアップデートには公開された CVE エントリはありません」と書かれています（画像はApple公式サイトより引用）
まとめ
いかがでしょうか？ 今回の「iOS 17.2.1」は、特定の条件下でバッテリーが速く消耗する問題が解決されているだけで、それ以外の新機能やバグ修正、セキュリティアップデートも含まれていません。
しかし、iPhoneのバッテリーの消耗に関するアップデートなので、できるだけ早くアップデートしておいたほうがいいでしょう。
