Androidスマホを長年使っていると、ストレージの空き容量が足りなくなってくる。写真などはSDカードに移動することもできるが、内蔵ストレージから動かせないファイルも多い。そんなとき、アナタはどうしているだろうか? 今回はAndroidスマホのストレージを自動的に空けてくれる便利な機能を紹介しよう。
Androidスマホには空き容量を自動的に空ける機能がある
(Image:Shutterstock.com)
Androidスマホでストレージ(メモリ)が満杯になったとき、SDカードを追加できる機種なら写真や動画を内蔵ストレージから移動することで空き容量を確保できる。だが、それでも長年使用していると、内蔵ストレージからSDカードに移動できないファイルも増えてくるはずだ。そんなとき、アナタはどうしているだろうか?
実は、Androidスマホには内蔵ストレージの空き容量を自動的に確保できる機能がある。今回紹介する手順はAndroid 9.0を使ったものだが、「ストレージマネージャ」で自動管理できるほか、「容量を増やす」をタップするだけで、簡単に内蔵ストレージの空き容量を増やすことができるようになっているのだ。もし、内蔵ストレージがパンパンになっているなら、是非試してほしい。
Androidの設定から「ストレージとメモリ」(機種によって「ストレージ」の場合もあり)を選択し、「内部共有ストレージ」をタップする
内部ストレージを何%使っているか、各項目ごとに確認できる。ここで「空き容量を増やす」をタップすると、不要だと思われるファイル一覧が表示さる
「アイテムを削除」画面下の「00.00MBを解放」をタップすれば不要なファイルを削除できる。ただし、個別にファイルを確認しないと大切なファイルも消してしまう場合もあるので要注意
90日以上経過したデータを自動的に削除する
Androidのバージョンで項目や手順は多少異なるが、今回はAndroid 9.0で空き容量を確保する方法を説明しよう。まず、Androidの設定から「ストレージとメモリ」を選択し、「内部共有ストレージ」をタップしよう。すると、内部ストレージを何%使っているか確認できるので、「空き容量を増やす」をタップすると、不要だと思われるファイルを一気に削除することができる。
また、「ストレージマネージャ」を有効すると、30~90日以上経過した写真や動画を自動的に削除してくれるようになる。もちろん、大切な写真や動画が削除されないように、こまめに、パソコンやクラウドなどに保存する必要があるが、これらの機能を使えば、Androidスマホの内蔵ストレージは常に快適な状態に保てるだろう。
「ストレージとメモリ」画面で「ストレージマネージャ」をタップすると、「ストレージマネージャの使用」を有効にすることができる(上写真)。デフォルトでは「90日以上経過」になっているので、「写真と動画を削除」部分をタップすれば、30日や60日に変更することも可能だ(下写真)