iPhoneの動作が異常に重かったりフリーズしてしまったときには、多くの場合本体を再起動することで解決できます。ホームボタンのない機種はサイドボタンと音量ボタンを同時に押して、画面の「電源オフ」をスライドさせればOKですが、実はもっと簡単にiPhoneを再起動する方法があるのをご存じでしょうか? そこで今回は、ワンタップでiPhoneを再起動する裏ワザを紹介します。
iPhoneの再起動をもっと手軽にする方法はないの?
ネットを検索中、急にWebブラウザが落ちたり、ゲーム中に動作が重くなったり、24時間稼働しっぱなしのiPhoneはときどき不具合を起こしますよね。
そのようなときは、iPhoneを再起動することで不具合を解決できることが多いと思います。
ホームボタンのないiPhoneの場合は、(1)本体のサイドボタンと音量ボタンを同時押しし、(2)画面に表示された「電源オフ」スライダをドラッグ。(3)再びサイドボタンを長押しして電源を入れ直すことで再起動できますが、3つの工程が必要になります。
しかし、実はiPhoneの電源は本体のボタンを使用することなく、画面をワンタップするだけで再起動できる方法があるのをご存じでしょうか? 具体的な方法はこのあと解説しましょう。
iPhoneを再起動する手順(ホームボタンなし)
AssistiveTouchを使えばワンタップで再起動できる!
iPhoneには標準機能として「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」が搭載されています。
「AssistiveTouch」とは、画面上に仮想ボタンを表示してiPhoneの複雑な操作をショートカット化できる便利な機能。
たとえば、「カメラを起動」「消音」「画面をロックする」といった動作を割り当てておくと、ワンタップで実行できるのです。
つまり、AssistiveTouchに「再起動」を割り当てておけば、本体のボタンを使用することなく画面操作だけで、簡単にiPhoneを再起動できるというわけです。
「AssistiveTouch」に再起動を割り当てる手順
実際に「AssistiveTouch」の仮想ボタンでiPhoneを再起動してみよう
iPhoneのAssistiveTouchに「再起動」を割り当てたら、さっそく試してみましょう。
「AssistiveTouch」を有効にすると、画面右下に黒い「仮想ボタン」が表示されるようになります。これをタップすると「iPhoneを再起動してもよろしいですか?」と表示されるので「再起動」を押せばOKです。
これだけでiPhoneの電源が落ちて、しばらく待つと自動的に再起動するようになります。
「AssistiveTouch」でiPhoneを再起動する手順
まとめ
いかがでしょうか? 通常は3工程必要なiPhoneの再起動ですが、「AssistiveTouch」に「再起動」を割り当てることで、ワンタップでiPhoneを再起動することが可能になりました。
厳密にいえば2タップしていますが、それでもiPhone本体のボタンを使用することなく、画面をタップするだけで手軽に再起動できるのは便利ですよね。
めったにiPhoneを再起動せず、いつも再起動方法を忘れてネット検索している人にもオススメですよ。ぜひ一度試してみてください。